読書感想

「10倍早く書ける 超スピード文章術」上坂徹著

なになに文章が「10倍早く書ける」だって!

タイトルに惹かれて、衝動買い。

ボクは、ブログを書くのが遅い。
もう少し早く文章が書きたいと、日頃から思っていました。

その日起きたことをつらつらと書く日記風ブログなら、10分、20分でスラスラと書けるのだけど。

でも、日記風ではないものは5時間も6時間も掛かってしまう。

よし、これを読んで少しでも文章を早く書けるようになればいいな。

「10倍早く書ける 超スピード文章術」上坂徹著

著者の上坂徹さんの職業は、ブックライター。
ブックライターとは、著者本人に代わって本を書く人のことです。

上坂さんは、1冊10万字前後のビジネス書を、平均4,5日で書き上げるそうです。めちゃ、早い。

そんな上坂さんですが、もともとは文章を書くのが大の苦手だったのです。

それが今では、4,5日で本を1冊書き上げる。
いったい、どんな秘訣があるのでしょうか。

文章を書くスピードを格段に速くするたった1つの秘訣は、「素材」を意識すること

文章は「どう書くか」より「何を書くか」が重要。

大切なのは、文章の「表現」ではなく、文章の「中身」。
小説家のように、美しい文章を書く必要はありません。

文章の中身とは、つまり「素材」のことなんです。

文章の素材は、「独自の事実」、「エピソード」、「数字」の3つのことです。

これらの素材があれば、文章は速く書けるのです。

逆に言えば、素材が無いと文章は書けない。

文章を書き始める前に、素材を集めることに力を注がなければいけないのです。

その他にも、

  • 「起承転結」は気にしなくていい
  • 「正しい文法」は気にしなくていい
  • 「長い文章」と「短い文章」の違いは素材の量の差だけ
  • 知人の中の1人に向けて書く
  • 書く理由をはっきりさせる
  • しゃべるように書くと伝わる

等々と「フムフム、なるほど」とタメになる文章術が書かれています。

実践編もあります

実践編として、「800字」、「2000字」、「5000字」と文章量別に実際に書いた記事を取り上げて、文章の書き方を指南してくれます。
これも参考になりますよ。

まとめ

文章を書く前に、まず素材集めに力を注げ。

これにつきますね。

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