USシネマ木更津で映画「いぬやしき」を鑑賞。
とんねるずの木梨憲武さんが主役を務めるというので、面白そうだなと思ったのですが、ボクにとっては実につまらない映画でした。
映画が始まって数十分経ったときには、あまりにもつまらないので、もう席を立って映画館を出て行きたくなりました。
レンタルDVDだったら、確実に途中で見るのをやめるレベルの映画。
別のホールで妻と娘が「名探偵コナン」を見ているので、それが終わるまでの我慢と思ってなんとか最後まで「いぬやしき」を見たのでした。
映画「いぬやしき」を見る
原作を読んでいないので、映画で端折っている部分が分からないので、矛盾点が多くて話についていけない。
脚本が悪いのかなぁ。
よく分からない、話についていけないところ。
- 公演での謎の爆発でサイボーグに変わってしまうのが、意味不明
- 最初の殺人である一家惨殺にいたる動機の描き方が雑すぎる
- 手をピストルの形にして「バン」と声を出すと、簡単に人を殺せてしまうのがアホらしい
- あまりにも簡単に人殺しをするのが違和感がある
- 高校生の娘が父親のことを嫌っているのが、ステレオタイプなようで違和感
結局、映画で何を言いたいのか分からない
最後まで映画を我慢して見たが、この映画は結局何を観客に伝えたいのか分からなかった。
監督は、原作を読んで何を観客に伝えたかったのだろうか?
何か伝えたいことがあるから映画を撮るのではないのか。
この映画は、ただ無差別殺人が次々に続いていくだけ。
ゲーム感覚で殺人をしているような感じがする。
娘が都庁ビルから落とされたのを助けようとしたときに、不死身の悪役に勝てたのは、親の愛情は何よりも強いということを言いたかったのかなあ。
そこだけだなぁ、理解できたのは。
あ、あと斉藤由貴が母親役で出てたのを見れて良かった。
別にファンじゃないけど、知っている人が出てきて嬉しかった。
あと知っている人は、木梨憲武さんの妻役の人。
テレビを25年以上見てないから、最近の役者さんは分からない。
観客ガラガラだった
前評判が悪いのだろうか、観客は1割くらいしか入っていなかった。
映画館のなか、ガラガラ。
3日前に封切りしてから最初の日曜にこの観客の少なさ。
映画を見終わってから、観客の少なさに納得。
この映画では、客入らんな。
面白い映画は、エンドロールが終わるまで余韻を楽しむと思うが、前に座っていたカップルは、エンドロールが始まった途端に、そそくさと席を立って出ていった。
その気持、良く分かる。
まとめ
木梨憲武さんは、映画の宣伝のためにラジオ番組にたくさん出ていたので、頑張っているなあと思っていたのですが、作品が悪かった。
もっといい作品に出れば、木梨憲武さんの味も活かせるのにぁ。
次からは、映画を見る前にどんな映画か調べてから見よう。
あーつまらなかった。