読書感想

「大麻ビジネス最前線」高城剛著

いま大麻ビジネスが熱いらしい。

2018年6月に世界保健機関(WHO)により、実に83年ぶりに大麻草が正式に審査されることになっています。

これの結果によっては、大麻の取扱が変わってくるのが予想されます。

大麻に関しては、日本はWHOの評価に従っているので、もしかしたら日本でも大麻産業がどんどん出てくるかもしれません。

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グリーンラッシュ

黄金を掘り当て一攫千金を狙う「ゴールドラッシュ」、IT産業の「シリコンラッシュ」、そしていま大きなムーブメントが始まりつつあるのが大麻産業の「グリーンラッシュ」です。

ここ数年の大麻をめぐる世界の動きは、かつて、パーソナルコンピュータが爆発的に世界に普及していった様子と似ていると、高城さんは言います。

そうです、大麻ビジネスは儲かるので、みんな虎視眈々と狙っているのです。

大麻はほんとうに有益な植物

大麻草は古来、日本人の生活に密接に関わってきました。

繊維として利用するほか、鎮静や催眠薬としても利用されていたのです。

大麻は非常に有益な植物で、まったく無駄にする部分がなく、食品や食用油、油性塗料、印刷インク、溶剤、化粧品、花は医療や宗教儀式に、葉は肥料や飼料、医療用として、さらに茎は紙、建材、ロープ、糸、衣服、プラスチックの原料として使える。

ほんとうに役に立つ草なのだ。

そして、大麻は生育が非常に速く、熱帯から寒冷地までどんな場所でもたくましく育つ。

痩せた土地でも問題なく育ち、年三回も収穫できてしまう。

大麻があれば、生活に必要なものは、ほとんどまかなえるかもしれない。

自動車を動かす燃料だって、作れてしまうんだから。

既得権益を享受している人たちにとっては、厄介なもの。

だから合法化するのは、難しいのだ。

でも、外国ではどんどん合法化しているので、日本がそれにならうのは時間の問題かもしれない。

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