アーシング

アーシングマットの材質の違いによる効果を比較しました

東京に住む母の持病が悪化し、ボクの住む近くに引っ越してきたことは以前に書きました。

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母の持病とは、糖尿病です。

糖尿病はあまり自覚症状が無いのだけれど、本当に怖い病気なんです。
糖尿病で怖いのは、合併症。

血糖値の状態を示すヘモグロビンA1cの値が8を超えると、合併症の危険が高まると言われています。

母が緊急入院したときのヘモグロビンA1cの値は、9.8。
この数値は、めちゃくちゃ悪いのです。

メモ

ヘモグロビンは赤血球内のタンパク質の一種です。

ヘモグロビンがブドウ糖と結合したもののことを糖化ヘモグロビンと呼びます。

ヘモグロビンA1cとは、糖化ヘモグロビンがどのくらいの割合で存在しているかをパーセント(%)で表したものです。

高血糖状態が続くと、ヘモグロビンA1cの数値が高くなります。

ヘモグロビンA1cの正常値は、6.5以下と言われています。

母を東京からこちらへ呼び寄せてから、少しでも母の病状を改善したいと思い、食生活を改善したり、薬草茶を作って飲んだりしてきました。
さらに、それらに加えて、アーシングを生活に取り入れてきたのです。

それらを続けたおかげなのか分かりませんが、ヘモグロビンA1cの値が9.8から6.5まで劇的に下がりました。
わずか3ヶ月足らずのあいだに、ヘモグロビンA1cの値が合併症が起きる危険ゾーンから正常値まで下がったのです。

これには担当医もビックリして、「ずいぶん頑張りましたね」と母はほめられていました。

アーシングとは何?

今までアーシングという言葉を知りませんでした。

でも、母の糖尿病を少しでも良くしたいと思い、いろいろ調べるうちにアーシングという言葉に出会ったのです。

そしてアーシングを生活に取り入れるために、以下の2冊の本を読んで勉強しました。

これらの本には、体内に静電気が貯まってくることが、病気や不調の原因のひとつであると書かれています。

人間は、大地から遠ざかる生活をするようになってから、いろいろな病気に悩まされるようになりました。
大地から切り離された生活とは、ゴム底の靴を履いたり、絶縁された家に住むことです。

そのような生活様式になってから、体の中に静電気が貯まりやすくなったのです。

その病気や体調不良の原因になる体内静電気を、母なる地球とつながって放電することをアーシングと言います。あるいはグラウンディングとも言います。

アーシングをすることによって体内に貯まった静電気を放出して、健康を取り戻すことができるのです。

メモ

この体内静電気とは、冬場にバチッとくる体の表面に貯まる体表静電気ではなく、私たちの体内に貯まっている静電気のことです。
体内静電気は、特に脂肪に蓄えられます。

そこで母親には、次のことを生活に取り入れるようにしてもらいました。

  • 庭に出て椅子に座って、素足を土の上に置く
  • 海辺の砂浜をはだしで歩く

砂浜には毎日行くことはできなかったのですが、庭でのアーシングは毎日やっていました。

家の中でもアーシングする

外だけでなく家の中でもアーシングしたほうが効果が高いと思い、アマゾンでアーシングマットを探してみました。

すると、意外と高い。
ただの金属板のはずだけど、安いものでも3,000円以上する。

アーシングマットは単純な構造なので、自分でも作れると思い自作することにしました。

測定機械を購入

自作したアーシングマットの効果を調べるためには測定器が必要なので、まずは測定器を購入。

テスターならどんなものでも良いと思ったのですが、商品名にアーシングと付いていたので上記のテスターを購入しました。

アーシングマットの材質の違いによる効果を比較

テストしたものは、家にあった3種類の材質と、新たに導電シートを購入してテストしてみました。

テストした素材は、以下の4種類です。

  • 金網
  • ステンレス
  • 導電シート

アーシングマット測定

金網

ステンレス

導電シート

アーシングマットの測定方法

アースに繋がれたそれぞれのシートにテスターの黒いコードをはさみ、テスターの赤いコードの針を指でつまむと体の表面にある電圧が測れます。

そのままの状態で裸足でシートに乗って、電圧がどれくらい下がるかを測定します。

アーシングマットに乗る前の体の表面電圧は、0.3~0.7位の値でした。

アーシングマット測定結果

結果は、ステンレスが一番アーシング効果が高かったです。
体の表面電圧が0に下がりました。

ステンレスは、体の表面電圧が0に下がりました

2番めが、金網。
体の表面電圧が0.001に下がりました。

金網は、体の表面電圧が0.001に下がりました

3番めが、鉄。
体の表面電圧が0.004に下がりました。

鉄は、体の表面電圧が0.004に下がりました

4番目が、導電シート。
体の表面電圧が0.018に下がりました。

導電シートは、体の表面電圧が0.018に下がりました

測定をする前は、導電シートが一番アーシング効果が高いと思っていました。
でも、一番悪い結果になったのは意外でした。

導電シートの購入価格が結構高かったので、買わなければ良かった。

アーシングマットの材質の違いによる測定結果のまとめ

アーシングマットの材質の違いによる体の表面の電圧を下げる測定結果は以下のようになりました。

  1. ステンレス
  2. 金網
  3. 導電シート

この測定結果から、まず初めにいちばん効果のあるステンレス板をアーシングマットとして使用してみました。

でも、実際に使用してみるとステンレスがヒヤッとして冷たい。

そこで、2番めに効果の高かった金網をアーシングマットとして利用しています。
金網は、ステンレス板に比べるとヒンヤリ感が和らぎます。

母は、リビングの椅子の下にアーシングマットを置いています。

ボクは、パソコンデスクの下にアーシングマットを置いています。

アーシングマット

測定してみると、ここが家の中で一番電磁波が出ている場所で、体の表面の電圧も高い。
ボクはこの場所で長時間作業しているので、この場所にアーシングマットを置いて電磁波の影響を少しでも減らすようにしているわけです。

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