ミードとは、蜂蜜で作ったお酒のことです。
人類最古のお酒とも言われています。
ハネムーンの語源
ミードというとハネムーンを連想する人も多いかもしれませんね。
ハネムーンの語源には、2つの説があります。
1つは、古代ゲルマン民族は、新婚一ヶ月間は夫婦揃ってミードを飲む習慣があったといいます。
ミードを飲んで酔うことで感情が高まり、またミードの栄養がスタミナをつけるため、受胎をし易くするということで大切にされたということです。
もう一つの語源は、ムーンを空にかかる月とするものです。
蜂蜜の甘さにも例えられる夫婦間の愛情も月のようにだんだんと欠けていくということです。
うーん、意味深いなぁー。
ミードの作り方
材料
- 非加熱のはちみつ
- はちみつの2倍の量のおいしい水
作り方
蜂蜜を水に溶かして、暖かい場所に置いておくだけで、約半年間で出来ます。
水の量は、蜂蜜の倍くらい、かなりアバウトでもちゃんとミードができます。
ウチでは、庭に面した日の当たる廊下に置いています。
上の写真のものは、仕込んでから5年くらい経っています。
年数が経つほどに、なにか味に深みが出てきたような気がします。
結構酔えます。
蜂蜜中の酵母菌は、熟成された蜂蜜の中では活動出来ません。
水分で薄められることで活動を開始します。
一番大切なことは、酵母が生きている非加熱の蜂蜜を使用することです。
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【参考文献】
原淳 「ハチミツの話」 六興出版
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