実りの秋。里山にある蜂場で食べられるものを探してみました。
雨が上がった頃にスズメバチの見回りへ。
幸いなことに、大スズメバチは来ていませんでした。
里山の恵み
鴨川の里山でミツバチ達を飼育しています。
蜂場の周りを見てみると、生で食べられるものがたくさんあります。
今日、見つけたものだけを紹介しましょう。
自然薯のむかご
むかごは、生でも食べられるんですよ。
自然薯と同じ味がします。
美味しいので、ついついたくさん食べてしまいます。
なんか精力が付きそうだなぁ。
柿
昨日、今年は、柿の当たり年だと直売所の女性が言っていました。
その通りで、蜂場の柿の木にも実がたくさん成っています。
僕は、柿が大好きなんですね。
甘くて、ジューシーで。
子供の頃は、木に登って良く食べたなぁ。
タダで手にはいる、あるいは比較的安価で手に入れられるのが良いですね。
マテバシイのどんぐり
マテバシイのどんぐりは、アクが少ないので生で食べられます。
殻を割って渋皮を取って食べます。
味は・・・、そんなに美味しくありません。
煎って食べると美味しいんですけどね。
蛋白質と脂質が多いということです。
ハコベ
ハコベもアクが少ないので、生で食べられます。
まあ、普通は家に持って帰って茹でて食べるのですが。
このハコベも僕は大好きなんです。
お店で売っている葉っぱ物より全然美味しいですよ。
さっと茹でて、マヨネーズと和えると美味しい!
栄養的に優れ、青汁は薬用にも用いられます。
利尿や血液浄化、母乳の出を促進する効果があるといわれます。
ノビル
蜂場には、たくさん生えています。
生だとちょっと辛いですね。
ノビルの若葉も食べられます。
似ている毒草にご用心。
ヒガンバナ科のタマスダレは、鱗茎が良く似ているので要注意です。
花が咲いているときであれば見分けるのは、難しくありません。
また、ノビル特有のネギニンニクに似た香りがないことも手がかりになります。
ヨモギの新芽
ヨモギは苦いですけれど、新芽の部分はあまり苦くないので生で食べられます。
ヨモギはカルシウムが豊富。
湯がいてアクを抜くと薬効成分のミネラルが流れ出てしまう。
だから生で食べるのが大切なんですね。
薬学博士の村上光太郎先生は、ヨモギの新芽を1日5個、毎日食べたら3ヶ月くらいで骨粗しょう症が直ると言っていますよ。
ヤマブドウ
少しですが、ヤマブドウも見つけました。
少し時期が遅いかな、萎んだ実が目に付きました。
甘酸っぱい味。
数はたくさん見つけられないのですが、毎年楽しみにしています。
アケビ
実は生で食べられます。
皮は苦いので、火を通す必要があります。
まとめ
少し辺りを探すだけで、結構食べられるものが見つかりますね。
そうそう、自然薯も掘れば採れますね。
イノシシに掘り返された場所
最近、イノシシに地面を掘り返されて困っています。
あ、そうだ、このイノシシも食料になりますねぇ。