先日、素潜り漁解禁日だけあって、なんちゃって海女ちゃんの僕でもたくさんのアワビ、サザエを獲ることが出来ました。
ですが、漁が終わってからも一仕事あるのですよ。命がけの漁から帰ってきて、浜で待っている女達に獲物を渡せば、あとの処理はしてくれるのであれば良いのですが・・・。
そんな女は、いる訳はなく・・・。すべて自分で処理をする訳ですよ。(涙) 獲物を喜んで待ってくれる人がいれば、もっと頑張って獲ってくるのですがね。
アワビの処理
海水に漬けて冷凍
地元で生まれ育った友達に聞いた保存方法なんですが、海水に漬けてそのまま冷凍します。こうすると長期間鮮度を保って保存できるそうです。
アワビって獲りたての刺身はコリッコリッなんです。最初のうちは、その歯ごたえを楽しんで美味しく食べていたのですが、だんだん飽きてくるのです。贅沢ですね。
友達が言うには、海水に漬けて保存したアワビの刺身は、柔らかくなって旨みも増すと言うことでした。食レポは、後日実際に食べたときにブログに書きますね。
ハチミツ味噌漬け
その他のアワビとトコブシは、味噌漬けにしました。この調理法は、近所に住んでいるIさんに教えてもらったものです。
今回は少しアレンジして、ハチミツと味噌を半々にして練り合わせてアワビに塗ってみました。
まずアワビを酒蒸しします。加熱時間は10分くらいかな。
荒熱が取れた頃に、ハチミツ味噌をアワビに塗ります。
1つづつラップで包んで、フリーザーパックに入れて冷凍します。食べ頃は半年後。年末に近いなあ、クリスマスのときに頂こうか。楽しみだな。
サザエの処理
サザエは流水で殻を洗い、10分くらいボイルします。
殻から身を取り出します。サザエの蓋の隙間をフォークで刺して身を取り出すのですが、コツがあります。フォークをくるくる回すのでは無く、貝を回すと身が切れることなく綺麗に取ることが出来ます。
貝から取り出した身を、肝と貝柱に分けます。
貝柱と先端の肝の間は、砂がありジャリジャリしているので取り除きます。あと貝柱の周りに付いているヒダヒダの部分は、苦いので取り除きます。
キッチンペーパーで余分な水分をふき取って、フリーザーパックに入れて冷凍します。調理1回分づつ小分けにして冷凍すると便利ですよ。
炊き込みご飯にしたり、炒め物に入れたり、何にでも合うので重宝しますよ。