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「コンビニ店長の残酷日記」三宮貞雄著

はちみつを発送するとき、瓶が割れないように古新聞を箱の隙間に詰めるのですが、そのとき、ついつい古新聞を読んでしまうんですよね。これが結構面白い。

そのとき、本の紹介コーナーに載っていたのが、「コンビニ店長の残酷日記」。

「どんだけ残酷なの?」、普段利用しているコンビニの知られざる実態が面白そうだと、読んでみました。

「コンビニ店長の残酷日記」

朝、蜂場へ行く前にドリップコーヒーを買いにコンビニに良く寄ります。一緒にパンやおにぎりも。

あるコンビニは、年中「アルバイト急募」という張り紙が貼ってある。その店は人手不足なのか、オーナーらしき人が店にいることが多い。アルバイトが集まらないんだろうなと思う。

「24時間営業、年中無休」って大変なんだろうな。

これは普段何気なく利用しているコンビニ経営の知られざる裏側を、オーナーが日記風に綴った本です。

独立した経営者になりたい

大学の経済学部を卒業して、いったんはサラリーマンをしていた。だが、そのときから心のどこかで、「独立した経営者」になりたいという夢を持っていた。様々なタイミングが重なり、現在に至るわけだが、私自身は今の仕事にプライドを持っている。

著者は、ある中核都市の郊外店でコンビニ店長(オーナー)として、1日に平均12時間以上は働いている50代前半の男性。40代半ばで脱サラして、あるコンビニチェーン店のオーナーになりました。

コンビニの特殊な会計にビックリ

利益を計算する時に、普通ならば売れ残りの廃棄ロス商品の金額も売上からマイナスするのだが、コンビニ会計では廃棄ロス商品の金額を売上原価からマイナスするという特殊な会計。

例を挙げると、100円で仕入れて150円で売る商品を10個仕入れたとします。

8個売れたとすると・・・

一般の利益計算:150✕8ー100✕10=200円の利益

コンビニ会計の利益計算:150✕8-100✕8=400円の利益

コンビニ会計の方が利益が多くなる。コンビニ会計は、売れ残った2個は原価から引かないで利益計算をする。

チェーン本部は利益からロイヤリティを計算するので、利益が多いほどロイヤリティが多くなる。だから、こんなヘンテコリンな計算方式を用いている。つまり本部は、自らの取り分を増やすために、廃棄ロスを原価に含めず、見かけ上の利益を含まらせている。

コンビニ・フランチャイズは、アメリカ生まれだが、この特殊な会計方式は、日本独自の方式らしいということです。変なの。

破棄で生活費を浮かしてはどうですか?

24時間営業のスーパーができて日商が落ち込んだときのことだ。
経営をどう打開すればいいのか。相談したら、SVに言われた。 「人件費を削ることですね。後は、いざとなったら、廃棄で生活費を浮かすのはどうですか?」
おにぎり、パスタ、サラダにスイーツ。俺は結構、コンビニの食品が好きだ。商品開発力は大したものだ。
たとえばサラダも、これだけの種類の野菜が手軽に取れるのだから、悪くない。今日も夕食は廃棄弁当で済ませたし、廃棄処理をしたものは、希望するアルバイトにも持って帰ってもらっている。
最初はコンビニの商品を「タダ」で食べられて、うれしかったが、後に廃棄は丸々加盟店の負担になると知って、うれしさがすっと消えた。それに、「廃棄で生活費を浮かせろ」が経営指導とはどうしても思えない。複雑な気持ちだ

SV(スーパーバイザー)も無茶なことを言うなぁ。まあ、SVは仕入れ金額が増えれば良いのだから。

廃棄は、丸々加盟店の負担になるのだから本部は、全然損をしない。

増えるサービスは店の負担になる

買い物弱者向けの配送サービスというのがあるが、これに掛かる配送費は店の負担になる。

数百円以上の買い物で配送サービスしていたら、店の儲けはほとんど出なくなってしまう。配達中でも店を閉めるわけにはいかず、人件費も余計に掛かる。

公共料金の支払いや宅配窓口など、利用者は便利になったが、これらも店側の負担増になっている。

たまに、そのようなサービス中にレジに行列が出来ることを目にします。

最後に

「独立して一国一城の主になりたい。」という思いは、サラリーマンなら一度は考えたことがあるかもしれません。

でもチェーン店に加盟するのは、良く考えたほうが良いですね。結局、儲けるのはチェーン本部なのだから。

コンビニは新規開店、閉店を繰り返しているのを良く見かけるが、チェーン本部は閉店しても損をすることは無いという。次々に新規開店したほうが儲かるようだ。加盟金などが入るので、儲かるらしい。

コンビニ以外のチェーン点も、そのような話を聞いたことがあります。

配送業務をする、あるチェーン店は、加盟店を増やすことに力を入れ、加盟後のフォローは熱心ではないらしい。本部は、加盟者が増えれば増えるほど儲かるのである。これぞ、フランチャイズ店商法。

チェーン店に加盟すれさえすれば、という考えは甘いですね。

自らブラック企業に飛び込むようなものかもしれない。

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