読書感想

「直販・通販で稼ぐ!年商1億円農家」寺坂祐一著

ハチミツを直売所などの店舗に委託販売すると、当然販売手数料が掛かります。

この販売手数料がバカにならないんですよね。
手数料20%のところが多いかな。

例えば、委託販売の売上が1000万円あったら、店舗への委託販売手数料は200万円。

うわ、200万円って、高いなー。

直販すれば200万円も利益が増えるのは、有り難い。

もちろん、自分のところで全部販売するとなると、発送業務などで忙しくなることになるのですけどね。

「直販・通販で稼ぐ!年商1億円農家」寺坂祐一著

ハチミツ販売で直販比率を伸ばしたいなと思っていると、アマゾンで気になる本を見かけたので、早速購入してみました。

著者の寺坂さんは、北海道富良野にあるメロン農園の代表です。

18歳の時に、売上600万円、借金1400万円という赤字農家を継ぎました。
その後、試行錯誤して年商1億円の農家に育て上げました。

本書は、年商1億円に至るまでに行ったことを具体的に書いてあります。

行った具体的なことは、

  • 農産物を絞込む
  • 直売所をオープン
  • ダイレクトマーケティング手法を取り入れる
  • フェイスブックでお客さんと交流

まあ、すごく簡単に書くと上記のことをやったわけですが、それぞれについて具体的にもっと詳しく本には書かれています。

そういえばダイレクトマーケティングの本は、以前に読んだことがあったなぁ。
読むだけで実践しなければいけないですよね。

でも寺坂さんは、実践して結果を出している。
もう一度、読んでみようかな。

寺坂さんはフェイスブックでお客さんと交流し、ファンを増やすことが大切だと書いています。
確かに、言っていることは分かるけれど、ボクには無理だな。

フェイスブックは、相互の交流が基本。

自分のページを見てもらいたかったら、相手のページも見なければいけない。
それが面倒なんだよな。本当に自分勝手。

まとめ

商売は、規模拡大路線と規模を拡大しないでやっていく方法があります。特に農業は、そうでしょう。

寺坂さんは、前者。従業員を増やして会社の規模を拡大して、年商1億円を達成しました。

ボクは、後者。拡大路線は目指さない。家族経営でコンパクトにやっていくのが合っているかな。

どちらの方法にせよ、直販比率を高めたい人には参考になる本です。

小さい規模向けには、こちらがおすすめ

家族経営で、生産したものを加工して付加価値を付けて販売しています。
ボクは、こちらのほうが合っているな。

-読書感想
-