春になると、畑のウネにハコベがわっさわっさ生えてくる。
種も蒔いていないのに、毎年毎年生えてくる有り難い野草です。
ウチでは、普通に野菜として食べています。
栽培しないでも自然に毎年生えてくるので、重宝してます。
ハコベは最高の浄血剤
ハコベは、血液をキレイにする薬効があるとされています。
病気の原因は、血液の汚れとも言われているので、血液をキレイにしてくれるハコベは有り難い薬草ですね。
ハコベの薬効
- 利尿
- 産前産後の浄血
- 産後の肥立ちを良くする
- 胃腸病
- 便秘
- 腹痛
- 脚気
- 虫垂炎
「母乳の出を良くする」ということも言われているので、妻が子供を産んだあとは、ハコベと採ってきては食べてもらったことを思い出します。
そのせいか分かりませんが、娘は母乳だけですくすくと育ってくれました。
ハコベの生えているところ
ハコベは、日当たりの良い肥えた場所に生えています。
ウチの畑では、最初はスギナなどが生えていたのですが、畑の土が良くなってくるとハコベが生えてくるようになりました。
田んぼのあぜ、野原などに群生していることもあります。
収穫する時は、全部は採らないで少し残しておくと、また増えてきます。
ハコベを食べると思い出すこと
ハコベを食べると思い出すことがあります。
妻が今でも言うのが「一緒に暮らし始めたころ、庭の草を食べさせられた」ということ。
ボクは栄養があって美味しいので食べさせたのですが、妻は「雑草を食べるなんて」とビックリしたそうなんです。
「よっぽどお金に困っているのね」とそのときに思ったと、後になって妻がボクに話してくれました。
ハコベは美味しい
ハコベは、ナデシコ科のなかで唯一の食べられる植物。
3,4月が柔らかくて、一番美味しい。
それ以降になると、固くなってきてしまう。
また、アクが無いのでどんな料理にも合います。
ウチでは、サッと湯通しして、醤油、マヨネーズなどで食べることが多いです。
食べてみると、美味しいんですよ。
シャキシャキしてみずみずしくて。