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【蜂針療法】 起き上がれない腰痛がハチのひと刺しで回復

蜂針療法をご存知でしょうか?

ミツバチの蜂針液(蜂毒)を利用して、病気の治療をすることです。紀元前、古代エジプト時代やローマ時代には、広く蜂針療法が行われていました。日本で蜂針療法を行うようになったのは、明治10年。西洋ミツバチの導入とともに始まったようです。

ミツバチは「刺す」というイメージがありますが、ミツバチは平和的な生き物なので、意味も無く刺すことは、決してありません。でも、敵に対しては実に勇敢に戦います。そう、ミツバチの針を敵に刺すのです。馬などの身体の大きい動物も、死に至ることがあるそうです。

蜂針液は、天然の抗生物質

蜂針液は、天然の抗生物質と言われることがあります。

蜂針液の成分は、蛋白質、各種ビタミン群、アセチールコリン、ヒアルロニターゼ、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、ヒスタミン、塩酸、燐酸、硫黄、蟻酸。

近年の研究では、腰痛、捻挫、打ち身、肩こり、ムチ打ちの後遺症や慢性関節リウマチなどを含めて、ほとんどの炎症疾患の治療にめざましい効果があることが知られるようになりました。

起き上がれない腰痛がハチのひと刺しで解消

「あいたたたー・・・。」

10年ほど前、朝目が覚めて起き上がろうとしたところ、腰が痛くて起き上がれません。腰にズキンッと激痛が走るのです。

連日のサーフィン三昧で、腰に疲労が溜まっていたのかもしれません。タンスに捕まりながらやっとの思いで、立ち上がりました。

「ブーン」そこへ1匹のミツバチが部屋の中に飛んで来ました。「あ、蜂針療法をすれば腰痛に効くかもしれない。」そのミツバチを見て、そんな考えが頭に浮かびました。

壁にとまっていたミツバチを捕まえて、ミツバチのお尻をちょんちょんと僕の腰に当てると。怒ったミツバチは、針を僕の腰にチクッと刺しました。

ミツバチに刺されたところが「ズキーン」と痛さが広がります。ミツバチのひと刺しは、本当に痛い。きりをぐりぐりと刺したんじゃないかと思うほど、痛い。

驚くことにしばらくすると、腰の痛みがスーッと軽くなってきました。少し痛いながらも、歩けるくらいには回復。ズボンも腰が痛くて履けなかったのが、履けるようになりました。

蜂針療法は、効く!

養蜂家はガンが少ない

ドイツの国立ガン研究所の職業別ガン発生率では、養蜂家が一番ガン発生が少ないということです。これは、日常的にミツバチに刺されるので、ガンに掛かりにくい免疫体質が出来ていると結論付けています。

仕事中、ミツバチに刺されることは日常茶飯事。刺されたときは、ズキーンとものすごく痛いのですが、痛いだけで腫れることは少なくなりました。ミツバチを飼い始めたころは、刺されると1週間くらい腫れが収まりませんでした。

ミツバチに刺されると、とても痛いのですが、これも蜂針療法だ、身体の免疫を向上させているのだと思うと有難く思えてきます。

まとめ

蜂針療法については、効果がある、いや無いという意見を聞きます。でも、僕の体験から考えると、蜂針療法は効くと思います。少なくとも、僕には効く。

ミツバチは、本当に人間にとって有益な生き物です。蜂蜜、ローヤルゼリー、プロポリス、蜂の子、花粉、ミツロウ、蜂針液。どれも素晴らしい蜂産品です。

これからもミツバチと共に暮らして行こうと思います。あなたも、庭でミツバチを飼ってみてはいかがですか。

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