2020年東京オリンピックのサーフィン競技開催地は、千葉県一宮町の志田下に決まりましたよね。
その一宮町には、パワースポットとしても知られる玉前神社があります。
そして、そこには「波乗守」という、ちょっと変わった御守があるのです。
玉前神社はレイラインの起点
玉前神社は、少なくても1200年の歴史があり、全国でも重きをおくべき神社として古くから朝廷・豪族・幕府の信仰を集めてきました。
御来光の道(レイライン)の東の起点としても有名ですね。
御祭神は、玉依姫命(たまよりひめのみこと)。
海(龍宮)よりこの地にあおあがりになったということなので、海に大変関係のある神様なんですね。
波乗守、サーファーなら買うでしょ
御守売り場を何気なく見ていると、僕の目に飛び込んできたのは「波乗守」。
ナント、波乗りの御守!
これは買わねば!
これは新年早々縁起が良いわい。「サーフィンが上手になりますように」パンパン。
「波乗守」・・・海上・サーファーの安全だけでなく、開運の波に乗り人生の荒波をも守護する御守
なになに、玉前神社の御祭神である玉依姫命(たまよりひめのみこと)は、波に乗って九十九里浜に漂着したそうです。
まさに、サーファーの女神さまではありませんか。
2020年東京オリンピックのサーフィン会場が、ここ一宮に決定したことも頷けます。女神さまのご利益かも。
君が代に出てくる「さざれ石」もある
君が代で詠まれている「さざれ石」。小さな石がくっついて、大きな塊になっています。
さざれ石って、日本全国で祀られているのですね。
君が代の由来となったといわれるさざれ石は、岐阜県揖斐川町春日にあるそうです。
茅の輪神事をくぐって罪を清める
茅の輪神事とは、「払え給ひ清め給え」と唱えながら「左、右、左」と茅の輪を三度くぐり、心身についた罪・穢れを清め、神々のご加護を祈る禊の神事です。
さっそく、皆で唱えながらくぐりました。
子宝・子授けいちょう
雄株と雌株と真ん中に実生の子供いちょうが並んであります。
雄株、雌株、こどもの順に両手で触れて子宝を願うと、願いが叶うと言われています。
ちょうど、若いカップルが両手で触れてお願い事をして立ち去るところ。男性の方が「お金入れたほうが良いよね」と走って戻ってきて、賽銭箱にお金を入れていました。願いが叶いますように。
御守は、子授け守りと子宝守りの2つがあります。巫女さんに聞いた所によると、子授け守りは、最初の子供を願うもの。子宝守りは、2番め以降の子供を願うものだそうです。
あ、鳥居の側には、蕎麦屋の看板が。神社には、蕎麦屋が似合いますね。