「朝起きたら、右目が見えなくなってしまった」と母から電話。
母はずいぶん前から糖尿病を患っていたので、その電話を受けたときに「ついに恐れていたことが起きてしまった」と思いました。
「こんな日がもしかしたら来るかもしれない」と思っていたり、「いや、まさかそんなことは起こらないだろう」と思っていたりして、東京から離れた移住先の南房総で暮らしながら、母の身を案じていたのでした。
そして、母は東京の実家から少し離れた病院に緊急入院することになりました。
糖尿病の三大合併症
糖尿病は、血糖値をコントロールできている時は、そんなに怖がることはない病気だと言われています。
でも、怖いのが以下に書く三大合併症。
- 糖尿病神経障害
- 糖尿病網膜症
- 糖尿病腎症
母は糖尿病網膜症になり、目が見えなくなったのです。
手術が成功して目が少し見えるようになる
緊急入院して、まずは血糖値のコントロール。
血糖値が安定したその後、目の手術をしました。
手術前の先生の説明では、「手術をしても、目が見えるようになる保証はできません。人によっては、手術をしても目が見えないままのこともあります」ということでした。
このまま母の目が見えないままだったら、どうしよう。
祈るような気持ちで手術当日を迎えたのですが、幸運なことに手術は成功して母の目は光を取り戻しました。
しかし以前の視力には戻らず、現時点では生活するには少し不便な状態です。
母との同居がはじまる
母が目が見えなくなったという連絡をもらったときから、母と同居をするつもりだったのですが、目が少しでも見えるようになって本当に良かった。
母が失明したら、どうやって一緒に生活しようかと真剣に考えていたので、とりあえずはホッとしました。
ひとまずは安心したけれど、これからも大変。
まずは、血糖値のコントロールをするために食生活を見直さなければならない。
いま、朝、昼、晩と三食のカロリー計算をして食事を作っているのだけれど、やっぱりこれが結構大変。
でも、頑張らないと。
糖尿病がこれ以上悪化して失明したら、ほんとうに取り返しがつかないから。
病気を治すために本を購入
母が入院している間に、以下の4冊の本を購入しました。
まずは、東城百合子先生の本を2冊。
この本は、自然派の人にとってはバイブルですよね。
以前に読んだことがあったのですが、手元に無いので再度購入しました。
身の回りにある薬草で、少しでも回復すればと思っています。
次は、アーシングの本。
母には近くにある砂浜を歩いてもらって、健康になってもらおうと思っています。
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最後に
いままで自分勝手に好きなことだけをして生きてきて、これからもこの暮らしがずっと続いていくと思っていました。
親の介護は自分には縁がないことだと脳天気に思っていたのですが、いきなりこんなことになりました。
まあ、自分もいつか行く道。
悔いのないようにしたいと思います。
あと、自分はやっぱり病気になりたくないなぁと、改めて思うことにもなりました。
父は、ガン。
母は、糖尿病。
身をもって、病気の怖さをボクに教えてくれたようにも感じます。
あ、もうひとつ難題が。
妻と母の関係。
血糖値のコントロールよりも、こちらのコントロールのほうが難しいかも。