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箱根彫刻の森美術館 ランチ情報や所要時間、野外展示物の写真など

箱根は美術館が多いですね。
車で芦ノ湖周辺を走っていると、次から次へと美術館の看板を目にします。

今まで箱根の美術館は訪れたことが無かったので、今回の旅行では美術館に行こうということになりました。

調べてみると、「箱根彫刻の森美術館」は子供も楽しめる展示物もあるということ。

子供も親も楽しめるのならばと、「箱根彫刻の森美術館」へ行くことに決定。

ボクは、ピカソ館でピカソの作品を鑑賞するのが楽しみなのでした。

▼今回の箱根旅行で泊まったホテル

箱根彫刻の森美術館

箱根彫刻の森美術館
箱根彫刻の森美術館 本館ギャラリー

箱根彫刻の森美術館は、1969年に開館した国内ではじめての野外美術館。
緑がきれいな庭園に、近・現代を代表する彫刻家の名作約120点が常時展示されています。

野外に展示されている彫刻だけでなく、ピカソ館をはじめとする5つの室内展示場、子供たちが遊べる作品、足湯、レストラン、カフェもあります。

箱根彫刻の森美術館の所要時間

ボクたちが小学校低学年の娘を連れて、だいたいのところを回って掛かった所要時間は4時間くらいでした。

以下のようなことをゆっくりしての所要時間です。

  • キッズエリア「しゃぼん玉のお城」「ネットの森」で遊ぶ
  • 野外展示物の鑑賞
  • ピカソ館の鑑賞
  • レストランで食事
  • お土産を買う

箱根彫刻の森美術館は子供も楽しめる

子供たちが楽しめるキッズエリアとして、「シャボン玉のお城」と「ネットの森」があります。
訪れたのは8月の暑い日でしたが、子供たちが元気に遊んでいました。

この2つの作品では、小学生までが遊ぶことができます。

箱根彫刻の森美術館
シャボン玉のお城
真夏に訪れたため、シャボン玉のなかはすごく暑かったみたい
娘は、すぐに遊ぶのをやめて出てきました

箱根彫刻の森美術館
ネットの森外観

箱根彫刻の森美術館
ネットの森の中
子供に大人気、みんな元気に遊んでいました

箱根彫刻の森美術館
ネットの中に入って遊ぶこともできる

目玉焼きのベンチや天をのぞく穴も子供に人気でした

箱根彫刻の森美術館
目玉焼きベンチ

箱根彫刻の森美術館
天をのぞく穴

箱根彫刻の森美術館
階段で下に降りていくと通路の天井に小さな穴があるので、それをのぞきます。
のぞいたけど、何も見えませんでした。

箱根彫刻の森美術館内でランチできるところ

施設内で飲食を提供しているところは、以下の3つがあります。

  • カフェ「THE Hakone Open-Air Museum Cafe」(100席)
  • バイキングレストラン「ベラフォレスタ」(240席)
  • レストラン「彫刻の森ダイニング」(100席)
箱根彫刻の森美術館
カフェ「THE Hakone Open-Air Museum Cafe」
軽食を中心としたメニュー、かるく食べるときに向いています

箱根彫刻の森美術館
レストラン「ベラフォレスタ」
食べ放題のビュッフェスタイルのレストラン

どこで食べようか迷ったのですが、カフェでは物足りないし、泊まったホテルの朝食もビュッフェスタイルだったので、食べ放題はもう飽きたし。

ということで、消去法で、「彫刻の森ダイニング」というレストランに行くことにしました。

箱根彫刻の森美術館
彫刻の森ダイニング

午後12時半くらいに行ったのですが、入店待ちの人がいて、30分くらい待ちました。

なお、バイキングレストラン「ベラフォレスタ」は240席もある大きなレストランなので待たなくても入店できるようです。
急いでいる人は、そちらをオススメ。

箱根彫刻の森美術館
店内の様子

箱根彫刻の森美術館
テーブルからは山や、彫刻の森美術館の作品を見ることができます

箱根彫刻の森美術館
メニュー

カレーとパスタを注文。
パスタは、モチモチしていて美味しかった。

園内には屋台の店もあります

箱根彫刻の森美術館
かき氷とフルーツジュース

ネットの森の横には、かき氷を売る店、フルーツジュースを売る店がそれぞれありました。
暑いし、喉も乾いたので、かき氷とジュースでしばし休憩。

ピカソ館

箱根彫刻の森美術館
ピカソ館

ピカソ館の中の様子
箱根彫刻の森美術館WEBサイトより引用

ピカソ館は、ボクがいちばん楽しみにしていたところ。
ここでは妻と娘と別行動で、ボクはじっくりとピカソの作品と向き合うことにしました。

館内にはピカソの幼年時代から晩年までの、簡単なメモのようなものから、彫刻、陶芸、絵画などが展示されています。

ピカソ館のなかは、もちろん撮影禁止。
自分の肉眼レンズを通して、脳みそに焼き付けるように、1つ1つじっくりと作品に向き合いました。

ピカソの作品だけでなく、ピカソの日常や作業しているときの写真を大きく引き伸ばして壁に飾られていました。
これらの写真がまた興味深く、ボクはじっと見入ってしまったのです。

箱根彫刻の森美術館
晩年のピカソと妻
この妻の横顔の絵が飾られてあったが、とても美しかった
箱根彫刻の森美術館WEBサイトより引用

展示されている作品たち

箱根彫刻の森美術館には、緑がきれいな庭園に約120点の彫刻が展示されています。
そのなかで、ボクが気に入った作品の写真を紹介します。

箱根彫刻の森美術館
岡本太郎 「樹人」1971年
園内に入ったとき、一番最初に目にするのが岡本太郎の彫刻
カール・ミレス(スウェーデン-アメリカ)「人とペガサス」1949年

箱根彫刻の森美術館
エミール・アントワーヌ・ブールデル(フランス)「弓を引くヘラクレス」1909年

箱根彫刻の森美術館
オーギュスト・ロダン(フランス)「バルザック」1891~1898年

箱根彫刻の森美術館
土田隆生(日本)「風韻」1988年
驚いた顔がおもしろい
箱根彫刻の森美術館
土田隆生(日本)「眩驚-Ⅴ」1990年
ムササビみたい
箱根彫刻の森美術館
フランソワーザビエ、クロード・ラランヌ(フランス)「嘆きの天使」1986年
目から涙がずっとながれている

箱根彫刻の森美術館
ブールデン「自由」「勝利」「力」「雄弁」

箱根彫刻の森美術館
マルタ・パン(ハンガリー-フランス)「浮かぶ彫刻3」1969年

箱根彫刻の森美術館
ライナー・クリスター(ドイツ)「白い仮面を付けた頭像」1981~82年
帽子で目隠しして真似したよー
箱根彫刻の森美術館
後藤良二(日本)「交差する空間構造」1978年

箱根彫刻の森美術館
ジュリアーノ・ヴァンジ(イタリア)「偉大なる物語」2004年

箱根彫刻の森美術館
井本淳(日本)「断絶」1964年
死体が集まっているみたいで怖い

箱根彫刻の森美術館
井上武吉(日本)「マイスカイホール」1984年

箱根彫刻の森美術館
ヘンリー・ムーア(イギリス)「横たわる像:アーチ状の足」1969~70年

箱根彫刻の森美術館
ケネス・アーミテージ(イギリス)「両腕」1969~70年

箱根彫刻の森美術館
カール・ミレス(スウェーデン-アメリカ)「神の手」1954年

箱根彫刻の森美術館
セザール(フランス)「ヴィルタヌーズの勝利」1965年

箱根彫刻の森美術館
ヘンリー・ムーア(イギリス)「横たわる像:アングル」1979年

箱根彫刻の森美術館
ヘンリー・ムーア(イギリス)「原子の形(核エネルギーのための原型)」1964~65年

箱根彫刻の森美術館
アントニー・ゴームリー(イギリス)「密着」1993年
コレ、面白かった

箱根彫刻の森美術館
猪熊弦一郎(日本)「音の世界」1979年

箱根彫刻の森美術館
ニキ・ド・サン・ファール(フランス)「ミス・ブラック・パワー」1968年

箱根彫刻の森美術館
ヘンリー・ムーア(イギリス)「ファミリー・グループ」1948~49年

箱根彫刻の森美術館
山本信(日本)「ハイッ」1992年

箱根彫刻の森美術館
ナウム・ガボ(ロシア-アメリカ)「球型のテーマ」1975年

箱根彫刻の森美術館
マッチンスキー-デニングホフ(ドイツ)「シュトルム」1980年

箱根彫刻の森美術館
伊藤隆道(日本)「16本の回転する曲がった棒」1669年

箱根彫刻の森美術館
流政之(日本)「風の刻印」1979年

まとめ

箱根彫刻の森美術館、面白かった。
箱根に来たら、また訪れてもいいかな。

箱根彫刻の森美術館の駐車場などの情報

住所〒250-0493 神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
TEL 0460-82-1161
開館時間 09:00~17:00
休館日 年中無休
入館料 大人1,600円 大学生・高校生1,200円
 小・中学生800円 未就学児無料
駐車場 5時間まで500円(普通車)
ペット ペットの入場は禁止
WEBサイト http://www.hakone-oam.or.jp/

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