家族で勝浦方面へドライブに行くことにしました。
向かった先は、勝浦(かつうら)海中公園。
ここには、東洋一の規模を誇る海中展望塔があります。
海中展望塔とはどんなものなのだろうか、興味津々。
早速、レポートをお届けします。
勝浦(かつうら)海中公園
到着したボクらは、立体駐車場に車を止めて、まずは海中展望塔を徒歩で目指しました。
勝浦海中公園の駐車場
乗用車:170台 2時間まで200円
バス:7台 2時間まで600円
利用可能時間 : 8:30 - 17:15(年中無休、入車は16:15まで)
水がキレイ!透明度抜群の海
海中展望塔へ行く途中にある磯では、磯遊びをする人がたくさんいました。
その日は、観光バスで団体が来ていて何かのワークショップらしきものをしていたようです。
海中展望塔へ行く橋の上から海を覗いてみると・・・
水の透明度がすごい!
奄美大島や沖縄に負けていない海水の透明度です。
千葉県の海のキレイさは、南の島に負けていないぞ。
海中展望塔へ続く道は、ちょっと怖い
海中展望塔とは、海中に展望室がある施設のこと。
1980年にオープンした東洋一の規模を誇る海中展望塔です。
沖合い60mの位置に建ち、高さ24.4m、水深8m(満潮時)。
まずは、海中公園入口付近で海中展望塔への入場券を購入します。
大人(高校生以上) | 960円 |
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中人(小・中学生) | 470円 |
小人(4才以上の幼児) | 210円 |
※ 海中の透明度が低いときは、割引料金でチケット販売中だそうです
チケットを購入して海中展望塔を目指すと、海中展望塔へ続く橋があります。
水面からの高さ、約8m。
結構、高い。
上の写真のように海の上に掛かった橋の上を歩いて行きます。
高所恐怖症の妻は、ここでギブアップ
さあ、この端を渡ると到着だ。
そう思っていたのですが、ここで妻の足が突然止まりました。
「怖い。私には無理」と妻。
高所恐怖症の妻は、怖くて海の上の橋を渡れないというのです。
僕と娘で何とか橋を渡らせようとしたのですが、頑として動かない。
仕方がないので、妻を残して娘と2人で海中展望塔を目指しました。
鵜原理想郷も見えます
橋の途中からは、鵜原理想郷が見えました。
リアス式海岸が綺麗です。
妻のチケットは返金してくれました
橋を渡った先に海中展望塔への入口があります。
そこでポケットから入場券を3枚取り出し2枚だけ渡すと、「残りの1枚は、どうされるのですか?」と係のお姉さんが聞いてくれました。
「高所恐怖症の妻が、怖くて橋を渡れなかったのです。」
「たまにそういうお客様がいらっしゃいます。帰りに購入したチケット売り場で、返金してください。」と笑顔で言ってくれました。
海中展望塔へ入場
海中の展望室には96段のらせん階段を降りて行きます。
行きはよいよい、帰りは怖い。
帰りに一気に登ると、結構応えました。
太ももがパンパン。娘も、疲れたー。
海中透明度は、WEBページで要チェック
展望室には24個の窓があり、海中を見ることが出来ます。
その日の海中の透明度は、8m。比較的透明度が高いようです。
透明度が低いと、水が濁って海の中の様子が良く見えません。
海中展望塔の透明度は、毎日WEBページで発表されています。
行く前にチェックしたほうが良いですね。せっかく訪れたのに、海水が濁っていたら残念ですからね。
2016年10月をWEBページでチェックしたのですが、透明度10mが最高。2mが最低でした。
海中透明度2mのときは、割引料金でチケット販売中と書かれていましたが、料金は不明。いくらなんでしょうかね?
展望窓からはたくさんの魚が見えました
展望窓から海中を覗いてみると、たくさんの魚が泳いでいます。
ここは自然の中にある展望塔なので、季節ごとに異なる魚や海底の様子を観察することが出来ます。
時には、大きなサメを見ることもできるそうですよ。
海の中を泳ぐダイバーが手を振ってくれました。
海中窓は週に一度、ダイバーがヘラで掃除をするそうです。
深度8mの海底を観察出来るので、海女ちゃん気分を味わえます
海中展望塔があるのは、深度8mのところ。
海底には、海藻や岩、砂底を見ることが出来ます。
素潜り漁で潜ると、こんな感じのところもあります。
岩場でサザエやアワビを捕るんですよ。
海上展望室
海中展望塔の海上部分は、太平洋を臨むことが出来る展望室になっています。
天気が良かったので、キレイな青い海が広がっていました。
海の博物館
海中展望塔見学の後は、併設されている海の博物館へ行きました。
訪れた日は、文化の日。文化の日ということで、入館料は無料。ラッキー。
入館料
一般: 200円
高校生・大学生: 100円
中学生以下 ・ 65歳以上: 無料
房総の海や海岸付近の環境に特化した博物館で、結構楽しめましたよ。
僕は、房総に生息する鳥や、植物の展示に見入ってしまいました。
改めて知ったことは、ウグイスの小さいこと。
スズメと同じくらい小さい剥製でした。
ウグイスって小さいのですね。
御宿の月の砂漠公園
近くなので、御宿の月の砂漠公園にも行ってみました。
まあ、広い砂浜があるだけですね。
最後に
勝浦海中公園には以前にも行ったことがあるのですが、海中展望塔には今回初めて入ってみました。
水族館と違って、実際の海中の様子を見ることが出来るので、結構お薦めです。
自分の目で海の中を見る機会は、なかなか無いですからね。
海中展望塔のチケットは、WEB割引(10%割引)があります。
これって意味があるのでしょうか?
最初から割引した入場料にすれば良いのにと思ってしまいました。
WEB見た人だけ割引って。
うーん、どういう意図があるのだろうか?
勝浦海中公園の営業時間などの情報
住所:〒299-5242 千葉県勝浦市吉尾174
電話番号: 0470-76-2955
営業時間:9:00~17:00(受付16:30まで)年中無休(荒天の場合、閉館することもあります。)
WEBサイト:http://www.katsuura.org/