南房総は菜の花、梅、緋寒桜などの花がたくさん咲いていて、もうすでに春のようです。
海沿いの国道128号線を車で走っていたら抱湖園の桜がピンクに色づいていたので、寄ってみました。
メモ
2020年1月18日現在、桜は開花しています。
抱湖園とはどんな場所
抱湖園とは、安房で初めて花作りに成功した間宮七郎平さんという人が造った花木園です。
農業用の溜池の周りに桜、梅、ソテツなどが植えられています。
抱湖園の文字の中には湖とありますが、実際にあるのは湖ではなく溜池です。
湖と思って見に行くと、「なーんだ。」とがっかりしてしまうので、ご注意を。
抱湖園に植えられている桜は寒緋桜で、旧暦の元日の朝に咲くことから元朝桜と呼ばれています。
訪れた日は、2017年2月1日だったのですが桜は満開を過ぎて散り始めていました。
今年は開花が少し早いのかな。
桜まつりが次の日曜日にあるのに、残念ですね。
[memo title="MEMO"]抱湖園の桜まつりは、毎年2月の最初の日曜日に開催されます。[/memo]
抱湖園の周遊コースを歩くのも楽しい
溜池周りの桜と桜まつり会場付近の桜並木を見るだけでも良いのですが、せっかくだから抱湖園の周遊コースを歩いてみるのをおすすめします。
頂上付近から見る南房総の海はキレイですよー。
遊歩道もちゃんと整備されているので、安心です。
[alert title="注意"]抱湖園の遊歩道には、結構急なな上り坂もあるので、運動靴のほうが良いです。
また、泥でぬかるんでいるところもあるので注意が必要です。[/alert]
抱湖園のおすすめ散策ルート
抱湖園に入って最初に目にするのが、「抱湖園元朝桜」という看板。ここから石段を登って行くと、溜池があります。
でも、溜池に向かう階段は登らないで、まっすぐ歩いていきましょう。
道なりにまっすぐ進むと、桜並木が見えてきます。
菜の花の黄色と桜のピンク色が鮮やかです。
桜並木横の平地が、桜まつりの会場になります。
そこでは、琴の生演奏や野点を頂くことが出来ます。
去年の2016年は、焼きそば、太巻き、抹茶などが売っていました。
また、椅子やテーブルが用意されているので、そこでゆっくりすることも出来ますよ。
桜並木を過ぎて道なりに歩いていくと、山への登り口が見えてきます。ここを登って行きましょう。
結構急な上り坂もあります。
階段があるので、一歩一歩ゆっくり歩いていきましょう。
頂上付近には、見晴台があります。ここまで、約10分。
振り返ると、太平洋が広がっています。これは、見晴台付近からの眺め。
南房総の海は、本当にキレイ。
右手の方を見ると、眼下には和田の町が広がっています。
さらに10分ほど歩くと、抱湖園に到着します。
途中の道は、下り坂でゴロゴロの石やぬかるみもあるので気をつけて下さい。
途中に、標識があります。抱湖園方面を目指しましょう。
抱湖園に到着です。
抱湖園の駐車場
抱湖園の近くには、無料の駐車場が2箇所あります。
1つは、抱湖園に隣接するところにあります。10台ほど停められます。
ここには、トイレはありません。
もう1つは、国道128号線沿いにあります。
奥の茶色の壁の建物がトイレです。
注意
2019年の台風被害で、駐車場にあるトイレが壊れてしまいました。
現在、男子・女子とも使用禁止になっています。
ここから抱湖園へは、歩いて3,4分です。
途中には、菜の花畑もあるので、国道沿いの駐車場に車を置いて、歩いていくのも楽しいです。
抱湖園のまとめ
春の訪れを早く感じたければ、ぜひ抱湖園にお越しください。
抱湖園の近くには、道の駅「オーシャンパーク」があります。ここには、蜂人舎の天然はちみつが販売されていますので、良かったらおみやげにどうぞ。
抱湖園の情報
住所:〒299-2701 千葉県南房総市和田町花園231