はちみつを料理に使ってみましょう。
はちみつを使うのは、コーヒー・紅茶に入れたり、ヨーグルトに入れたり、トーストに塗ったりすることが多いですよね。
でも、それだけでは勿体無いですよ。
身体に良いはちみつを料理に使って、はちみつをもっと生活に取り入れましょう。
なぜ、はちみつを使うの?
そもそもなぜ、料理で砂糖の代わりにはちみつを使うのでしょうか?
ダイエット効果が期待できる
はちみつ小さじ1杯は、砂糖大さじ1杯の甘さと同じ。
だから、砂糖に比べるとはちみつは使う量が少なくなります。
しかも、砂糖100gは384kcal、はちみつ100gは約294kcal。同量だと、はちみつは砂糖より90kcalも少ないんです。
料理において、はちみつは砂糖よりも少ない使用量で、かつカロリーも少ないということで、ダイエット効果が期待出来ます。
栄養が豊富
はちみつの主な成分は、ブドウ糖と果糖ですが、その他に多様なビタミンやミネラルを含んでいます。これが優れものなんです。
さらに、はちみつには老化防止物質も含まれています。
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身体に負担を掛けずに吸収
砂糖は、転化酵素の働きで蔗糖をブドウ糖と果糖に変えてから血中に入ります。このときに身体に負担が掛かるんですよね。
ところが、はちみつは既にブドウ糖と果糖になっているので、体に急激な負担をかけることなく吸収されます。
はちみつは、口の中に入れた瞬間にエネルギーになります。マラソン選手がはちみつを使った特製ドリンクを飲んでいるのも有名ですね。
料理におけるはちみつの特徴
- 食品への浸透性が高いので味が染みやすい
- 砂糖を使ったときよりもコクと風味が増し、つややかな照りが出る
- 浸透性、保水性があるので肉料理は柔らかくジューシーに仕上がる
- 魚などの生臭さを消す効果がある
- お酢のカドを取ってまろやかにする
はちみつを料理に使ってみる
では使い方というと、料理レシピに書いてある砂糖、味醂をはちみつに変えるだけです。簡単ですね。
はちみつを料理に使うときのポイント
- はちみつ大さじ1杯(15 cc)が約20 g 、小さじ1杯(5cc)が約7 g
- 100g(大さじ5杯)のはちみつには20 gの水が含まれるので、その分だしや牛乳などの水分を減らした方が良い
- 砂糖の半分の量で同じ甘さなので、入れすぎないように注意
はちみつは、砂糖に比べると甘さが強いので、入れすぎないことがポイントです。味を見ながら少しずつ入れていきましょう。
軽量スプーンにはちみつがこびりついてしまいますが、それは鍋の中に入れて溶かしてしまうのが簡単です。
料理におすすめのはちみつ
栄養が豊富なはちみつは、色の濃いものがおすすめ。
栗やそば、カラスザンショウなど色が濃くて風味の強いはちみつほど、鉄や銅などのミネラルが特にたっぷり含まれていて、造血作用が豊かとされています。
ドイツやフランス、朝鮮半島などでは、色の淡いはちみつより、色の濃いはちみつの方が人気が高いんですよ。
蜂人舎の夏採れ蜜は、カラスザンショウを主な蜜源としたはちみつで、色が濃いです。栄養豊富なはちみつです。