まだ生乾きのウエットスーツを着ていたときに、「ビリッ」とヒザ下の部分が少し裂けてしまった。
あー、まだ2シーズン目なのにショック。
隣で見ていた海仲間が、「生乾きのまま着ると引っかかるんですよ。ウエットスーツはどうやって洗ってますか?」
と聞くので、「水でジャブジャブと洗って、そのあと裏返しのままハンガーに掛けて影干してます。」と言うと、
その洗い方だと、塩抜きが十分に出来ていないので、ウエットスーツが乾くのが遅くなるんですと、言われました。
塩抜きが十分に出来ていないと
- 乾きが遅くなる
- 生地の劣化が早くなる
彼のウエットスーツを見せてもらうと、買ってから5年目だというのにまるで新品のよう。
ゴムの部分も新品のように柔らかい。
海に入る回数は、彼は週1くらいだけど、ボクは冬は週4,5回くらい入る。
海に入る回数も関係するかもしれないけど、なるべく長持ちさせたい。
サーフショップはあまり教えてくれない
海仲間「ウエットスーツの洗い方は、サーフショップはあんまり教えてくれないんですよね」
海仲間「長持ちしすぎると、ウエットスーツが売れなくなるから」
海仲間「この方法は、ウエットスーツメーカーの人に教えてもらったんですよ」
そして、海に入る前にウエットスーツの洗い方を教えてもらいました。
ウエットスーツの洗い方
- 水に15分くらい浸けて塩抜きをする
ウエットスーツが浮いてくるので、レンガを上に乗せてみました
- 15分経ったら、水を流しながらジャブジャブとウエットスーツを洗う
- 裏返しの状態でハンガーに掛け、日陰で干す
ハンガーは、肩に当たる部分が太いものが良いです。
ウエットスーツ用のハンガーならベストですね。
間違っても、針金のハンガーには干さないで下さい。 - 裏の部分が7,8割乾いたら、裏返して表を出す
ウエットスーツは、表にした状態の形で作られているので、裏返しにしたままだとゴムに無理な力が掛かってしまいます。
そのため、ゴムが劣化したり、シワが寄ったりしてしまいます。
長期保存する時は、ウエットシャンプーなどで洗う
長期に保存するときは、上記方法で塩抜きしてから、ウエットシャンプーで洗ってハンガーにかけて保存します。
ウエットシャンプーは高いので、ボクはスーパーで売っている柔軟剤を使っています。
こちらは、アマゾンで売っているウエットスーツ専用のシャンプー。
まとめ
ウエットスーツのお手入れの基本は、塩抜きです。
塩抜きが不完全だと、生地の劣化が進んでしまいます。
ウエットスーツは高価なものですので、良いコンデションでなるべく長持ちしてもらいたいですよね。