人に親切にしたときに、相手から感謝されるとほんとうに幸せな気持ちになりますよね。
でも、親切にした相手から見返りが無いと、親切して損したと思う小さな自分もいます。
しかし人に親切にすることは、心臓に良くて、そのうえ老化を遅らせるということが科学的に証明されているそうなんです。
そんな驚きの発見が書かれている本を読みました。
「親切は脳に効く」デイビット・ハミルトン
著者のデイビット・ハミルトンは、イギリス人で化学の博士号を持つ作家です。
彼は、親切にはつぎのような5つの副作用があると言います。
- 人を幸せにする
- 心臓に良い
- 老化を遅らせる
- 人間関係を改善する
- どんどん拡散する
人を幸せにしたり、人間関係を改善するということは経験上分かっていたけれども、心臓に良くて老化を遅らせるということには驚きました。
親切は心臓に良い
人に親切にすると、「胸のあたりがほのぼのとあたたかくなる」という感覚を感じたことがないでしょうか。
ボクは、そのようなことを感じたことがあります。
これは親切によってオキシトシンとよばれるホルモンが作られ、このオキシトシンは心臓と動脈にさまざまなプラスの効果をもたらすということです。
人に親切にすると、じっさいに体のなかで化学的変化が起きているのです。
親切は老化を遅らせる
著者は、「一番のアンチエイジングは人に親切にすること」と言っています。
老化の原因は、次のようなことがあげられます。
- 筋肉の衰えと退化
- 迷走神経の活動低下
- 慢性的な炎症
- 酸化ストレスの発生
- 一酸化窒素の減少
- テロメアの短縮
- 免疫老化
でも、人に親切にすることでこれらの改善が見込めるということです。
ほんと人に親切にすることは、人のためだけでなく、自分のためでもあるのですね。
まとめ
この本を読んだら、もっともっと人に親切にしたくなりました。
なんたって心臓を良くしたりアンチエイジングになるのですから。
人に親切にして、その人から直接の見返りがなくても、これからは「よしよし、老化がすこし遅れたかな」と心の中で小さなガッツポーズができると思うと楽しい。
Kindleで本を持ち歩こう
Kindleがあれば、どこででも読書が出来ます。
スキマ時間に読書をすることで、読書量が増えました。
プライム会員は、クーポンコードで4,000円割引きで購入できます。