健康に生きる 読書感想

「砂糖をやめればうつにならない」生田哲著

母親の食事療法をするにあたり、母親だけ厳しい食事制限をするのはかわいそうだと思い、ボクも一緒にすることにしました。

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その1つとして、お菓子を食べることをやめました。

いままでは、10時と3時の休憩のときは甘いお菓子を食べていたのです。
なんせ、肉体労働者ですから甘いものが欲しくなるのですよ。

でもお菓子を食べたいのをぐっと我慢、お菓子の代わりに果物やナッツを食べるようにしたのです。

たとえば、バナナ、みかん、りんご、アーモンドなどをお菓子の代わりに食べるようにしたのです。

そうしたら、2ヶ月後に驚きの結果が・・・。

まず、体重が5kg減少。

さらに、朝の目覚めがスッキリ、さわやか。
朝5時前には、シャキッと起きるようになったのです。

お菓子をやめる、つまり砂糖を取ることをやめるだけで、こんなにも体に変化があることに驚きました。

そんなときにキンドルのおすすめに表示されていたのが、「砂糖をやめればうつにならない」という本。

早速、読んでみました。

「砂糖をやめればうつにならない」生田哲著

冒頭に驚くことが書かれていました。

最近、ネズミを使った実験で、砂糖に依存性があること、しかもその強さは、コカインをも 凌ぐことが証明されました。困ったことに、砂糖は健康のあらゆる面に大きなダメージを与えます。たとえば、砂糖はあなたから元気を奪い、うつを引き起こします。

いままでは、砂糖をたくさん取ると、肥満になるリスクが高くなり、万病のもとになるという漠然とした考えしかありませんでした。

しかしこの本には、砂糖を食べると、元気を奪い、うつを引き起こすと書いてあるのです。

うつは、脳の病気だと思うのですが、それが砂糖を食べることで引き起こされるとは驚きです。

これを「シュガーブルー」と呼ぶそうです。

砂糖は甘いものにはもちろん、おせんべいなど甘くないものにもたくさん含まれているので注意が必要。

低血糖になるから元気がなくなる

砂糖を食べると、血糖値が急激に上がります。
これを血糖値スパイクといいます。

そうすると、血糖値を下げるためにインスリンがたくさん分泌されるので、こんどは逆に低血糖になるのです。

低血糖になると、イライラ、元気がなくなるので、一時的な幸福感を得るためにまた甘いものに手を出してしまうことを繰り返します。

あなたにも、心当たりありませんか。

うつ病患者が増えている

抗うつ薬がどんどん売れ、精神科と心療内科の診療所が急増し、患者が増えたのです。新聞、テレビ、精神科医、製薬会社が「うつは薬を飲んで休養すれば治る」といった、うつ病のキャンペーンをしてきましたが、それによってうつ患者は増えつづけました。

最近、うつ病にかかる人が増えているような気がします。

知り合いでも、うつで仕事を休んだり辞めてしまったりする人がいます。

うつは病気なので、適切な治療をすれば治るといいますが、もしも砂糖のとりすぎでうつになってしまっている可能性もあるわけです。

まとめ

ボクは、2ヶ月間砂糖断ちをしたおかげで、劇的に体調が良くなりました。

先にも書いたのですが、体重が5kg落ち、朝の目覚めがスッキリし、体が疲れにくくなったのです。

あ、厳密にいうと砂糖の代わりにはちみつは食べていました。

ヨーグルトに入れたり、コーヒーに入れたり、1日にすると大さじ3杯くらいは食べていました。

はちみつは、血糖値を急激に上げないので、低血糖症になりにくいのですね。

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