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DIYでトイレ便器交換の手順、失敗も書いてます

2018年12月8日

DIYでトイレ便器交換の方法

母親宅のトイレタンクへの給水がたまに止まらなくなるので、新しい便器に交換することにしました。

業者に頼むとお金がかかるので、DIYということで自分で交換することに。

10数年前に和式汲み取りトイレから、洋式簡易水洗トイレに自分で交換したことがあります。

だいぶ前のことなので詳しい手順は覚えていないのですが、そんなに苦労しないで交換できたような記憶があります。
だから、今回も自分でやってみようと思ったわけです。

トイレの交換は難しいと思うかもしれないけど、意外と簡単に交換できるのです。

ポイントは、止水栓の交換とフランジ部分の状態に問題が無ければ、トイレの交換は難しくありません。

それでは今回のトイレ交換の手順と、失敗した箇所などを書いてみたいと思います。

購入したトイレは、TOTOピュアレストQRのリモデル対応

DIYでトイレ便器交換の方法

交換前のトイレ

DIYでトイレ便器交換の方法

交換後のトイレ

今回購入したトイレは、TOTOピュアレストQRのリモデル対応というもの。

タンクレスでフタが人感センサー自動開閉のトイレを自宅で使用していて、すごく便利なので仕事場でも同じタイプにしたかったのですが、予算が許さずTOTOの安いものにしました。
送料を入れて、4万円ちょっと。

また、TOTOピュアレストQR便座は別売りなので、便座を購入する必要があります。

便座にはウオシュレット機能は必要ないので、スローダウン機能だけが付いたシンプルなものにしました。
こちらの値段は、4千円くらい。

トイレと便座は、アマゾンが一番安かったのでアマゾンで購入しました。

トイレのリモデルとは

トイレのリモデルという意味を調べてみました。

1995年(平成7年)以降の新築物件は、ほとんどの場合、壁から便器までの排水芯の距離が200mmで統一されていています。

だから、各メーカーから発売されている新しい便器も「壁から排水芯までの距離が200mm」という設計で製造されているのです。

でも、平成6年以前の住宅は壁から便器の排水芯の距離が統一されていません。
だから、リモデル対応のトイレが必要になります。

実際今回のケースでは、壁から排水芯まで40cmくらいありました。

リモデルが必要かどうかは、壁から便器の排水芯までの距離で分かります。

その測り方は、以下のページで詳しく紹介されています。
参考にしてください。

参考にしたページ

ほっとハウスのトイレ専門店

排水芯の測り方(床排水)

フランジとは

フランジとは聞き慣れない言葉なので、調べてみました。

メモ

フランジとは、円筒形あるいは部材からはみ出すように出っ張った部分の総称です。

排水アジャスターと排水管を接続するための配管継手のことをフランジと呼びます。
今回の交換工事では、既設フランジのことですね。

トイレが宅配便で到着

DIYでトイレ便器交換の方法

トイレは、便器と給水タンクが別々に梱包されて運ばれてきました。

陶器でできているので、ぶつけたりしたら簡単に割れてしまいます。持ち運びは慎重に。
実際に、古い便器を外に運んだときにコンクリートにぶつけて、便器の四分の一くらいが壊れてしまいました。

トイレに付属している部品

DIYでトイレ便器交換の方法

DIYでトイレ便器交換の方法

便器の梱包の中には、便器本体、取扱説明書、位置決めシート、排水アジャスター(床フランジ接続部品、便器接続部、横引管)、Pシール、固定片、各種ネジが入っています。

トイレ交換に必要な部品は、全てそろっています。
だから、他に部品を買う必要はありません。

給水タンク梱包の中身と組み立て

DIYでトイレ便器交換の方法

給水タンク同梱部品

DIYでトイレ便器交換の方法

DIYでトイレ便器交換の方法

給水タンクは、ほぼ組み立てられている状態で発送されます。

自分で組み立てるところは、手洗い金具、排水レバー、便器への接続ネジ、給水パッキンの給水タンクへの取り付けです。
説明書とおりに作業すれば簡単なので、問題なく取り付けられます。

1つだけ注意するところは、給水フレキホースの先にあるパッキンをなくさないようにしましょう。
パッキンが落ちないように紙テープでふさいでおきました。

DIYでトイレ便器交換の方法

給水ホースのパッキン

メモ

止水栓を水道管から外す自信がなかったので、別売りのフィルターユニットを購入しました。

便器の交換に必要な材料と道具

必要な材料と道具

  • 塩ビ管接着剤
  • プラスドライバー
  • モンキーレンチ
  • ノコギリ
  • ヤスリ
  • シールテープ(既設止水栓を使用したため今回は不使用)
  • パイプレンチ(既設止水栓を使用したため今回は不使用)

あると便利なもの

  • 石油ポンプ
  • バケツ
  • ビニール手袋
  • ぞうきん

便器の取り付けの手順

では、便器の交換の手順を書いていきます。
手順の大体の流れはつぎのようになります。

便器取付けの手順

  1. 止水栓の交換
  2. 古い便器の取り外し
  3. 位置決めシートに便器取付穴位置をけがく
  4. 排水アジャスターの組み立て
  5. 位置決めシートで床に取付穴位置をけがく
  6. 固定片、排水アジャスターを床に取り付ける
  7. 便器の固定
  8. 給水タンクを取り付ける

止水栓の交換

まず、水が出ないように水道の元栓を締めます。
つぎに、給水タンクから接続されている管を止水栓から外します。

DIYでトイレ便器交換の方法

給水タンクから管が接続されている状態

DIYでトイレ便器交換の方法

給水タンクからの管を外した状態

DIYでトイレ便器交換の方法

止水栓が接続されている水道管が壁の中にあります。

今回の工事では、古い止水栓を問題なく外すことができるかどうかを心配していました。
古い止水栓がうまく回るだろうか?
水漏れしないだろうか?

最悪の場合は、設備業者を呼んで工事を依頼することも想定していました。

だから今回は危険をおかさないで、古い止水栓を外さないでそのまま利用することにしました。

そこで必要になるのが、フィルターユニットという部材。
アマゾンで購入しました。

DIYでトイレ便器交換の方法

フィルターユニットを付けた状態

これで給水タンクからのホースをつなぐだけで、水が供給されることになります。
今回の工事で心配していた止水栓の交換は、フィルターユニットを利用することで簡単にできました。

古い便器の取り外し

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便座を取り外します

便器を取り外す前に、給水タンク内と便器の中の水を抜きます。
給水タンクのレバーを引いて、水を流して給水タンクのなかを空にします。

つぎに、石油ポンプを利用して、便器から水を抜きます。

DIYでトイレ便器交換の方法

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給水タンクを取り外します

さあ、いよいよ便器を取り外します。

便器を持ち上げると、簡単に持ち上がりました。
既設フランジに便器がくっついて、簡単には持ち上がらないかもとの心配は無くなりました。

既設フランジの状態は、どうなっているでしょうか?
既設フランジの状態によって、トイレ交換工事がズムーズにいくか、難航するかの分かれ道になります。

しかし、ここで大問題が・・・。

DIYでトイレ便器交換の方法

便器を外した状態

DIYでトイレ便器交換の方法

なんと、床が腐っていました。
既存のフランジには床に固定するネジが4個あるのですが、手前の1個だけネジが効いている状態です。

そういえば、床に水たまりができていたので、水漏れが起きていたみたいです。
そして長年掛けて、床の木が腐ったのでしょう。

さあ、困りました。

今回は時間がないので、床を補修しないで、このままの状態で便器の交換をすることにしました。
この先、時間に余裕があるときに、床の板の張替えと、ついでに床マットを張り替えようと思います。

排水アジャスターの組み立てと設置

既設フランジに付いている古いPシールをキレイに取り除いて、床フランジ接続部を既設フランジの上に乗せます。
そして、壁から204mmのところに位置決めシートの取付基準線を合わせて、床に位置決めシートを置きます。

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壁から204mmのところに位置決めシートの取付け基準線を合わせて置く

横引管の切断

横引管を交換する場所の状況に合わせて切断します。
これによって、排水口の位置が異なってもトイレが取付けられるわけです。

つまりトイレのリモデルというのは、この横引管で異なる排水口の位置に対応できるということです。

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床フランジ接続部の中心線が位置決めシートの目盛り210のところを指しています。
横引管は、この目盛りの値と同じところを切断します。

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210の目盛りのところを切断

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ぐるっと切る線を書いておくと、キレイに切断できます

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ノコギリで切断

DIYでトイレ便器交換の方法

切断箇所のバリをヤスリでキレイに取り除きます

排水アジャスターの組み立て(ここ、失敗しました)

便器接続部、横引管、床フランジ接続部を塩ビ管用接着剤を付けて組み立てます。

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左から便器接続部、横引管、床フランジ接続部

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塩ビ管用接着剤

まず、横引管を便器接続部に接着剤を付けてはめ込みます。

しかし、横引管を奥まで差し込め無くて、5mmほど隙間が空いてしまいました。
横引管に布を当てて、金づちでトントンたたいたのですが、ダメでした。

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隙間が空いてしまいました

ここで、横引管の反対側を5mm切れば良かったのですが、面倒なので、そのまま床フランジ接続部に差し込みました。

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床フランジ接続部でも、横引管を置くまで差し込むことができませんでした。
あわてて、横引感を引き抜こうとしたのですが、もう接着剤が固まって抜けない。

これは、ヤバイ気がしてきました。
給水タンクが壁に当たって、設置できないかもしれない。

でも、もう仕方ないので、そのまま作業を進めました。

Pシールを既設フランジの周りにセットする

既設フランジに付いている古いPシールをキレイに取り除いて、新しいPシールを既設フランジの周りにセットします。

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新しいPシール

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既設フランジの周りにPシールをセットします

注意

排水路部分にPシールがはみ出さないように注意します。
はみ出ていると、洗浄不良の原因になります。

排水アジャスターを床に取り付けます

DIYでトイレ便器交換の方法

組み立てた排水アジャスターの床フランジ接続部を既設フランジにかぶせるようにして、床に置きます。

横引管をうまく差し込めなかったので、便器接続部の位置が予定より3cmくらい壁よりになってしまいました。
給水タンクが収まるだろうか心配。

本当は、床フランジ接続部を既設フランジにネジで接続するのですが、床の木材が腐ってネジが効かないので、今回は置くだけにしました。

DIYでトイレ便器交換の方法

前部は、床が腐っていないので木ネジで固定。

DIYでトイレ便器交換の方法

固定片を床に取り付ける

便器を固定するための部品である固定片を床に取り付けます。

まず、位置決めシートで、固定片取付け穴をけがきます。

DIYでトイレ便器交換の方法

固定片を木ネジで床に取付けます。

DIYでトイレ便器交換の方法

便器の設置・固定

便器の排水口を、排水アジャスターの便器接続部に差し込むようにして便器を置きます。

手を差し込んで、便器接続部のゴムジョイントに便器の排水口がちゃんと入っているか確認すると良いです。

DIYでトイレ便器交換の方法

便器を設置

DIYでトイレ便器交換の方法

便器を木ネジで床に固定

DIYでトイレ便器交換の方法

便器を木ネジで固定片に固定

注意

木ネジの固定は、最初は電動ドライバで行い、最後の増し締めは手締めで行います。強い力を便器に与えると、便器が割れてしまうので注意が必要です。

給水タンクの便器への取付け

給水タンクを便器の上に取付けてみると、なんとか便器の上にのりました。
でも、壁にピッタリ付いて隙間がありません。

DIYでトイレ便器交換の方法

壁にピッタリ付いて壁との隙間がない

これでは、給水タンクのフタをかぶせられないので、給水タンクを少し手前に引いて傾かせてフタをかぶせました。

この状態で、便器と給水タンクを固定ナットで接続しました。

少しくらい、給水タンクが手前に傾いていても大丈夫のようです。

DIYでトイレ便器交換の方法

給水フレキホースを止水栓につなぐ

給水タンクから出ている給水フレキホースを止水栓につなぎます。
給水フレキホースにパッキンがあることを確認してからつなぎましょう。

DIYでトイレ便器交換の方法

青色のものがパッキン

DIYでトイレ便器交換の方法

給水フレキホースを止水栓につなぎました

 DIYでトイレ便器交換の方法

便座の取付け

さあ、最後の工程です。
便器に便座を取付けます。

今回は、スローダウン機能だけが付いたシンプルな便座を取付けます。

DIYでトイレ便器交換の方法

DIYでトイレ便器交換の方法

便座取付けユニットを付けます

DIYでトイレ便器交換の方法

便座を取付けて完成

古いトイレの処分と費用

取り外した古いトイレは、地元の産廃業者に持ち込んで処分してもらいました。

最初、そこで働いている従業員に声を掛けて、トイレの処分をお願いしたのですが、「トイレは受け取れないよ」と断られました。

そこで、そこの社長に直接お願いしてトイレを処分してもうことができました。(社長とは、知り合いなので)
もしかしたら、トイレの処分は簡単にはいかないのかもしれません。

処分費は、処分するトイレの重さで決まり、今回は6,000円でした。

DIYでのトイレ交換のまとめ

素人でもトイレの交換は、失敗もありましたが、なんとかできました。

今回の作業で、全体の工程を把握できたし、失敗しやすい箇所も分かったので、次回からはもっと上手にトイレ交換できるでしょう。

でも心配なのは、床が腐っていたこと。

いまは、いつか補修しようと思っているけど、たぶんやらないんだろうなぁ。笑

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