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BCM、波伝説、なみある波情報アプリを実際に使用し比較してみた

波情報サービスの更新時期が近づいてきた。

いま使っているのはBCMなのだが、他の会社のも気になる。

幸い、お試し期間があるようなので、他の会社のを実際に使ってみて、つぎの契約をしようと思う。

メモ

ボクは、千葉県南房総市に住んでいて、仕事は自営業。家は、サーフポイントから歩いて5分くらいのところ。

仕事の合間に、サクッとサーフィンに行きたいときに、「いま、波はどうなの?」というのが、いちばん知りたいこと。

だから、波の予測はあまり必要ないし、見ることは少ない。ただただ、いまの波の状況が知りたい。

波情報サービスに求めていることは、都会の人とはちょっと違うかもしれない。

それでは、実際に波情報アプリを使用してみた感想を書いてみます。

注意

これは、2020年1月時点でのレポート。
アプリの変更があったら追記する予定。

比較した波情報アプリ

こんかい比較した波情報アプリは、下記の3つ。

  • BCM
  • 波伝説
  • なみある

BCMは、すでに2年間使っていて現在も利用している。

波伝説、なみあるは、それぞれ10日間のお試し期間があるので、アプリをスマホにインストールしてテストした。

メモ

今回の比較テストは、波情報ページだけに絞って比較。

アプリにあるニュース、波予想、ツール類などは比較の対象にしていない。

アプリ全体の総合的な比較では無い。

トップページの画面

以下に表示されている画面は、アプリを立ち上げたときに表示される画面。

ホーム画面と呼ばれていて、ユーザーの好みで設定できる。

ボクは南房総市に住んでいるので、鴨川マルキから平砂浦までのエリアを登録した。

アプリのホーム画面は、各社ともシンプルで見やすい。

BCM

波情報サービス

「BCM」ホーム画面

波伝説

波情報サービス

「波伝説」ホーム画面

なみある

波情報サービス

「なみある」ホーム画面

波情報アプリの利用料金

 月額(税込)年額(税込)
BCM360円4,400円
波伝説480円5,300円
なみある330円3,300円

波伝説は、2019年に一気に2,000円くらい値上げしたので、かなり高く感じる。年額一括払いを比較すると、なみあるが一番安い。

でも、月額にすると、缶コーヒー1本くらいの差しかないので、情報と使い勝手が良ければ、使用料金はあまり気にしないかな。

波情報アプリの更新時間

 更新時間
BCM4:15 6:45 8:45 10:15 12:30 14:45 17:15
波伝説4:35 7:20 9:10 13:20 16:45
なみある4:30 7:00 10:00 13:30 16:30

BCMは、1日に7回も更新している。

ほかの2社は、5回。

更新頻度は、ダントツでBCMがトップ。

ボクは、自営業なのでサーフィンに行く時間帯は自由にできる。
だから、なるべくリアルに近い情報が知りたい。

更新頻度がたかいBCMは、ありがたい。

チェックしている場所

波情報アプリ比較

 チェックしている場所
BCMマルキ、和田墓下、J'S前、白渚、大原駐車場、花籠、千歳、千倉、平砂浦
波伝説マルキ、J'S前、白渚、花籠、千歳、千倉、平砂浦
なみあるマルキ、J'S前、白渚、花籠、千歳、千倉、平砂浦

BCMは、和田墓下、大原駐車場と2ヶ所も多くチェックしているので頑張っている。BCMが9ヶ所、波伝説・なみあるが7ヶ所のサーフポイントをチェック。

国道128号を走っていると、車の横に「BCM」「波伝説」とデカデカと書かれた車をよく見かける。

一方、「なみある」の車は見たことがない。
もしかしたら、車で波チェックに行かないで、現地の契約スタッフがしているのだろうか?

まあ、それはそれでもよい。
ちゃんとした波情報がサービスされればいいのだから。

波情報アプリの使い勝手

レスポンス

BCMは、けっこう重い。
2年間使ってきて、画面が切り替わらないときがたまにある。

BCMアプリは、画像が多いから、反応が重いんだろうな。

画像がおおいと華やかだけど、重いのは困る。
画像をテキストに変更して、サクサク動くようにしてほしい。

波伝説、なみあるは、試用期間だけでの使用だがサクサク動くので、動作は軽い感じがする。
(本契約をして、長い期間を使ってみないと本当のところは分からないかもしれないが)

波の状態の説明

短い文章で波の状況を書かなければならないから、文法的にはヘンな文章が多い気がする。

BCMは、あらかじめ用意された定型文を利用して波の状況を説明していることが多い。
だから、いつも同じような文章になっている。

一方、波伝説は、チェックしたときの状況を他よりも詳しく説明していて、好感が持てる。

ほかに、BCM、波伝説は丁寧語で書かれているが、なみあるはタメ口。
四捨五入すると還暦な自分にとっては、タメ口はちょっと違和感があるなぁ。

人数チェック

人数は、かならずチェックしたい項目。

波情報サービスに求めることは、波のサイズ、状態はもちろんだが、人数も重要なポイント。

サーファーなら、「波の良いところ、かつ人数の少ないところ」でサーフィンしたいのがホンネだろう。

【アプリ立ち上げ後、人数チェックできるまでのタップ回数】

 人数チェック
BCMタップ1回
波伝説すぐ表示
なみあるタップ2回

アプリを立ち上げて、すぐ人数チェックできるのはありがたい。人数チェックは、アプリを立ち上げると表示される波伝説がいちばん使い勝手が良い。

ほかの会社もマネしてほしい。

実際に波を見て、各社の情報を比較してみた

波情報の正確性も、アプリを選ぶ上ではずせない判断基準。

お金を払っているのだから、なるべく正確な情報が欲しいところだ。

あと、波をチェックしている人と近い感覚があるほうが良い。

同じ波を見て、判断が極端に違う場合は困る。
まあ、そんなことは滅多にないだろうけど。

2日間、和田J'S前に実際に行って、波をチェックしてみた。

1月8日午後4時

午後4時くらいに、15分ほど波をチェックした。
いい波、悪い波、いろんな波を見ることができた。

今日のコンデションは、すこし見ただけでは判断はむずかしい。

2020年1月8日午後4時ころの波

波のサイズは、あたま前後、たまにロングライドできそうなライト波が割れていた。

昼ころからは強風で面が悪かったけど、夕方に近づくにつれ、すこし波が落ち着いてた。
やろうと思えばサーフィンできる感じだった。

ボクが、点数を付けるとすれば、20~25点。
さて、波情報サービス会社は、それぞれ何点をつけているのだろう。

それでは、3社のアプリを立ち上げて、J'S前の点数を見てみよう。

BCM

まあ、妥当な線だろう。

ボクの感覚に近い。

波伝説

んー、10点かー。

点数、からいな。

なみある

クローズかぁ、かなり低い点数だなぁ。

やろうと思えば、できるけどなぁ。
初級者には、クローズコンデションと伝えたほうがいいけどね。

1月9日午前10時

1月9日は、J'S前で午前9:30から11:30まで実際にサーフィンした。

   

波のサイズは、あたま前後でミドルから割れてくる。
切れた波に乗れば、岸ちかくまで乗れる。

なかなか良い波。

各社の情報は、以下のとおり。

まあまあ妥当な線かな。

でも、入ったころは面ツルでサイズ、パワー、形良しで最高だった。

40点以上出してもいいくらい。

各社の波チェック時間は、5~10分くらいだろう。
そのくらいの短時間では、ほんとうのところは分からないこともあるかもね。

BCM

波伝説

なみある

波情報アプリのおすすめはどれ?

海のそばに住んでいるので(サーフポイントまで徒歩5分)、波チェックはすぐにできるのだが、ほかのエリアの波の状態や人数をチェックしたいので、波情報サービスは無くてはならないものになっている。

さて、つぎはどれにしようか?

更新時間、更新場所の多さでは、「BCM」。

人数をすぐにチェックできて、波情報の説明が詳しい「波伝説」。

いちばんリーズナブルな「なみある」。

アプリの更新時期までまだ猶予があるので、もうすこし考えてみよう。

利用するアプリが決まったら追記します。

メモ

【2020.01.24追記】

BCMが勝手に自動更新されていたので、結局もう1年間継続することになってしまった。

本当は、次の波情報アプリは、波伝説にしようと思っていたのに。

やれやれ、BCMの課金システムは、本当に使いづらい。

自動更新するとは、一見するとどこにも書かれていないし、一度登録したクレジットカード情報の削除もできない。

去年は、BCMにWEBとグーグルプレイの両方で課金してしまった。
つまり2倍の利用料金を払ってしまったのだ。

幸い、すぐに気がついてBCMに連絡して返金してもらった。

連絡しなければ、利用料金の2重取りをされるところだった。

BCMには、もうちょっと使いやすいシステムを要求したい。

次回は、波伝説を利用してみる予定。

-surfin