昨年は、サーフにヒラメ、マゴチ狙いで出かけることが多かった。
でも今年はまだ一度もサーフへ釣りに行っていないので、バイクに釣り道具、みるく(飼い犬)を乗せて家の前の海へ行ってきた。
天気も良く暖かく、気持ちが良くて、まさに釣りするには絶好の日。
釣り人は、はるか遠くに2人だけ、昨年はあんなに賑わったサーフも今は静かになっている。
マゴチを釣る
みるくは、ひとりでどこかに行かないように、15mの長さがあるリードにつないでおく。
長いリードなので、喜んで走り回ると思っていたけど、予想通りにはならず、ゆっくりと歩き回るだけ。
たぶん、リードが重いので自由に動けないのかも。
もっと軽いリードが欲しいなぁ。
さあ準備完了、釣りの開始だ。
今日は釣れなくても良いかなと思いながら、竿を振りルアーを投げる。
青空の下で、竿を振るだけで気持ちが良い。
そんなことを思っていたら、数投目でガツンとアタリがあったので、竿を少し強めに持ち上げて合わせる。
すると、グイグイと竿先が曲がっていく。
やった、掛かった。
この瞬間を感じたくて、何回も何回も海に通ってしまうんだよな。
厳冬期の貴重なヒットをバラしたくないので、慎重に慎重にリールを巻いていく。
砂浜に打ち寄せる波の力を利用して引き上げると、マゴチだった。
ヒットルアーは、エコギアの3Dジグヘッド14gにパワーシャッドを付けたもの。
ワームカラーは、常磐プレシャスオレンジ。
みるくが早速近づいてきた。
鼻を近づけて、クンクンとニオイを嗅いでいる。
32cmくらいの大きさ。
小さいので、写真を撮ってからリリースした。
去年は48cmのマゴチを釣った
去年には48cmのマゴチを釣って家に持ち帰り、おいしく頂いた。
熟成させると美味しくなると釣り人に聞いたので、刺身は初日、2日目、3日目と味わってみる。
確かに、日が経つにつれ、身が柔らかくなり旨味が増した。
でも、初日のコリッとした歯ごたえのある刺身も捨てがたい。
家族のものは、初日がいちばん美味しいと言っていた。
そして絶品は、皮の素揚げだった。
マゴチの皮下に付いているプリプリしたところと皮の、もちもち、カリカリしたハーモニーと、口の中にジワーッと広がる塩味の付いた旨味がたまらない。
もちろん、マゴチの唐揚げは安定した美味しさだった。
マゴチのおろし方、調理方法は、丸元淑生さんの以下の本を参照した。
丸元さんは、ボクが大好きな料理研究家です。
ほぼすべての本を持っていて、手元においてたびたび参考にしている。
いまは、丸元さんのレシピをホットクック、ヘルシオに応用できないかと研究中である。