2015年12月にオープンした道の駅「保田小学校」へ行ってきました。
12時少し前に到着。
駐車場は満車で、駐車するのに15分ほど待ちました。
オープン間もない休日なので、混んでいるのですね。
よくある道の駅とは全く違うコンセプトで、予想外に楽しめました。
道の駅というと地元産の野菜や特産品を販売している直売所、広い駐車スペース、レストラン、トイレなどがある施設を思い浮かべますが、道の駅「保田小学校」は、少し違っていました。
鋸南町道の駅「保田小学校」は廃校になった小学校を利用した施設です
2014年に廃校になった保田小学校を利用してオープンした道の駅は、校舎や体育館をうまく利用していました。
体育館は、農産物の直売所。
校舎は食べもの屋やイベントスペースになっています。
校舎の1F部分には、食べもの屋さんがあります
校舎の1階には食べもの屋さんがあります。
地元の食材を使った素朴な料理を出しています。
本格的な石窯ピザを出しているようですよ。
「3年B組」という中国料理屋さん。面白い名前。
髪の毛をかき上げながら金八先生が注文に来そうですね。
軽食、ソフトクリーム、パンなどを販売しています。
道の駅保田小学校のこどもひろば
校舎の1階には、子供が遊べるスペースがありました。
ジャングルジム、ボールのプール、絵本コーナー、おもちゃがありました。
嬉しかったのは、大人が座って待つことができる椅子が用意されていること。
親はすぐ近くで遊ぶ子供を見ながら、ゆっくり待つことができます。
道の駅保田小学校のまちの縁側
校舎の2階の校庭に面したところが自由に利用できる空間になっています。
ここは自由に利用できる、うなぎの寝床みたいに長い空間。
道の駅「保田小学校」で一番気に入った場所です。
日差しがサンサンと降り注ぐので、ポカポカと気持ちが良い。
ここは、読書するのに最高の場所だ。
こんど本を持って読書に来よう。
こんな椅子に座ったら、小学生のころに戻った気分を味わえるかな。
道の駅保田小学校の宿泊施設
校舎の2階には、宿泊施設もあります。
ロッカーや黒板があるので、まるで学校の教室に泊まっているような気分になりそう。
宿泊料金(すべて税込/1泊/年中同一料金/温浴施設利用料金を含む)
大人 | 小人 | 幼児 | 3歳未満 | |
---|---|---|---|---|
個室 | 4,000円 | 3,200円 | 2,000円 | 無料 |
大部屋 | 3,500円 | 2,700円 | 1,500円 | 無料 |
※大人:中学生以上/小人:小学生以上/幼児3~5才
※上記料金には食事料金は含まれておりません。
温泉もあります
利用料金(税込)
大人 | 小人 | |
---|---|---|
町民 | 300円 | 150円 |
一般 | 500円 | 250円 |
※大人:中学生以上/小人:小学生以上
・その他
冬場や外気が低温の場合は、屋外シャワーは使用禁止となります
道の駅保田小学校に訪れた感想
鋸南町に新しいランドマークが誕生しましたね。
すぐ近くには、魚料理が美味しい保田漁港直営の「ばんや」食堂。見所がたくさんある鋸山。
先の市町村合併のとき、鋸南町は合併をしないで町として残ることを決めました。
他の町村は、南房総市や鴨川市に合併されました。
いまになって、鋸南町が安易に合併を選択しなかった理由が分かったような気がします。
鋸南町というブランドを確立したのではないでしょうか。
里海、里山がある小さな町。
これから、鋸南町がどのように成長していくのかが楽しみです。
僕が住んでいる鴨川市江見。
以前は、江見町として独立していました。
地方の地域が活性化するには、町全体でブランド化するのが面白いと思います。
そのためにはなるべくコンパクトなほうが良い。
江見も鴨川市から独立して江見町に戻り、江見ブランドを確立すると面白いだろうな。
なにしろ江見には、里山・里海があり美味しい食材の宝庫なのだ。
なにより本物の蜂蜜を作っている蜂人舎という蜂屋がいるのだから。(笑)
鋸南町道の駅「保田小学校」
場所:〒299-1902 千葉県安房郡鋸南町保田724
TEL:0470-29-5530(ゴーゴーサト)
営業時間:9:00~18:00 年中無休
HP:http://hotasho.jp/