ある日、家の角から「ジョワジョワ」と音が聞こえてきました。
もしかしたら漏水かもと思い、水道の元栓メータを確認したら、家の水道の蛇口は全部閉まっているのにメータの針がグルグル回っています。
また、漏水だ。
実は以前も、他のところが漏水をして修理をしたんです。
では、行った修理手順を書いてみようと思います。
水道管漏水の補修作業
まずは、水道の元栓を閉めます。
今回は薪を積んでいるところの下から漏水しているので、薪を裏庭にある別の薪棚に移動しました。
今回の漏水は、漏れている場所をすぐに特定できたので助かりました。
前回の漏水時は、漏水箇所を特定するのに時間が掛かったので。
修理に必要なもの
左から塩ビ管をつなぐセメダイン、糸ノコ、エルボ、ソケット、塩ビ管。
塩ビ管を切断する専用のノコギリもあります。
こういうのを利用すると、簡単にキレイに切れます。
ハンマドリルでコンクリートを壊します
まずは、友達から借りてきたハンマドリルでコンクリートを壊します。
作業しやすいように、少し大きめにコンクリートを取り除きました。
![漏水修理](https://hojinsha.com/wordpress/wp-content/uploads/20160203-IMG_380901.jpg)
エルボ部分(曲がっている箇所)から漏水していました
そして作業しやすいように、塩ビ管の下に溜まっている水や石や泥を取り除きます。
取り替える部材を作る
エルボ、塩ビ管、ソケットで取り替える部材を作ります。
接着剤を付けて、差し込んだ管がなるべく奥のほうまでいくようにします。
でも、8割くらいまでしか管は入りませんでした。
塩ビ管を切る間にも接着剤の硬化が進むので、元の塩ビ管を切る前に作っておきましょう。
塩ビ管を糸ノコで切ります
作成した交換する部材を元の塩ビ管の上に乗せて、切り取る場所にしるしを付けます。
ソケットには8割くらいしか入らないので、そのくらいのところにしるしを付けましょう。
先に作った部材をはめ込みます
交換する部材のソケット内側にセメダインを塗り、はめ込みます。
力を入れて、なるべく奥のほうまで入れるようにします。
塩ビ管の交換は完了
これで交換修理は完了です。
接着剤が乾くまで1時間くらい水道の元栓を閉めたままで待ちましょう。
1時間くらい経ったら、水道の元栓を開きます。
そして、交換した部分から水が漏れていないか確認します。
塩ビ管を埋め戻します
近くの海に行って、砂を取ってきました。
砂で埋めます。
このあと、コンクリートをきれいに流し込めば完了です。
でもそこまではしないで、砂の上に砂利と石を置くだけにしました。
妻と暮らすようになったら、水道料金が3倍に
昔、妻と一緒に暮らすようになって最初の水道検針。
水道の検針に来た女性に「水道料金が今までの3倍くらいになっていますよ。漏水していると思いますので検査しましょうか?」と聞かれました。
妻と一緒に暮らす前は、水道料金はずっと基本料金だけでしたので、検針の女性は漏水しているのかもしれないと心配してくれたのです。
ボク「ご心配有難うございます。最近、うちにアライグマがきたので、それが原因だと思います。」
検針員「はぁー?」
妻が育った家では、井戸水なので水道料金がタダだったようです。
だから水道は、ジャージャー流しっぱなしで使うのが当たり前ということでした。
ボクは養蜂を始めてからは、なるべくお金を使わないように心がけて暮らしてきたので(養蜂スタート時はまだ売上が少ないので、節約していました)、水を流しっぱなしにするクセがある妻をよく注意していました。
「蛇口からお金がどんどん流れていっているのと同じなんだよ。もっと節約してくれ。」
いまは、前に比べたら少しは良くなったけど、節約家のボクから見ればまだまだ。
一ヶ月の水道料金にしたら千円、2千円の違いだから、金額的にはたいしたことはないんだけど。
でも、金額の多い少ないではなく、無駄な出費はいやなんだよなー。
そんなことでストレスになるのはいやだから、もっともっと稼げばいいか。
家賃が安いと修繕費用が高くつく
安い家賃で家を借りているのですが、築50年くらいの家ですから、あちこちで補修が必要になります。
最初は5つの部屋、台所の床抜けの補修に始まり、下水管工事、玄関の雨漏り工事、浴槽の補修。
補修工事以外に、風呂のガス給湯器の2度の交換、風呂の灯油タンクの購入、台所の湯沸し器、畳やふすまの交換などなど。
補修における部材の購入費、器具の購入費は、いままで結構な金額になりました。
僕が費やした人件費をプラスすると、どのくらいになるのだろうか?軽く百万円は越えているだろう。
今になって考えると、もう少し高い家賃を払ったほうが、いままで家の補修にかかった金額より安いかも!
僕が費やした時間を考えると、安いと思う。たぶん・・・。
そのへんも考えて、家を借りるときに考えるのが賢いかと。
家を借りる期間が短いなら、家賃は高くても補修の必要がない物件。
長く住むつもりなら、補修が必要でも、なるべく安く借りるのが良いでしょう。