寒くて乾燥してくると、風邪を引きやすくなりますね。風邪の引き始めに効果的なのが、「はちみつ大根」です。
はちみつに大根を漬けるだけ。簡単に作れます。
はちみつ大根の効能
はちみつ大根は、昔から伝わる民間療法です。僕も幼い頃に飲んだ記憶があります。いまでもセキで辛いときは、作って飲んでいます。
セキ止め、のどの炎症、声枯れなどの改善に効果があります。
はちみつ大根の作り方、飲み方、保存期間
作り方
【材料】
- 大根
- はちみつ
- 大根を1cmくらいのサイコロ状に切りタッパーに入れて、はちみつをひたひたになるくらいに入れます。
- 冷蔵庫に入れます。(冷蔵庫に入れなくてもOKです)
- 大根から水分が出て、はちみつがサラサラになったら完成です。だいたい8時間くらいでそうなります。
飲み方
スプーンですくって、そのまま飲みます。あるいは、水で薄めて飲みます。
うがいとして使っても良いですよ。
熱いお湯で割るのは止めましょう。はちみつの有効成分が壊れてしまいますから。酵素は48℃以上になると壊れると言われています。
保存期間
冷蔵庫で1週間くらい保存できます。
日が経過すると苦味が増すようなので、少しづつ作って利用するほうが良いかもしれません。
はちみつは殺菌剤
はちみつには、強い殺菌力があります。
細菌学者のW・C・サケット博士は、はちみつ中で細菌の培養試験をしました。ところがどの菌も全部死んでしまいました。
チフス菌の原菌は48時間以内に、それに似たパラチフス菌は24時間で、チフスバチルスに似た菌は5時間、慢性気管支肺炎を起こす菌は4日、腹膜炎、肋膜炎、化膿性膿瘍を起こすバクテリアは何れも同じように死滅、赤痢の原菌は10時間で死にました。(コロラド農業大学発表)
【みつばち健康法 深沢光一著 より引用】
まとめ
僕の経験上、風邪をこじらせてからでは顕著な効果はないようです。あれ、風邪かなというときに飲用すると良いです。
娘は、大根の味が嫌いと飲んでくれません。はちみつだけでもセキ止めには効果があるので、はちみつを与えています。
風邪を引いてからではなく、普段から生活にはちみつを取り入れて、免疫力を高めるのが大切だと思います。
今回使ったはちみつは、夏採れ蜜です。夏採れ蜜は、色が濃いはちみつです。色が濃いというのは、ミネラルが豊富な証拠。
https://hojinsha.com/?p=170
夏採れ蜜は、蜂人舎のオンラインショップで販売中です。
関連記事:はちみつを料理に使ってみましょう 砂糖の代わりに使うだけで健康になるって本当?