東京に暮らしている時、田舎で農的な暮らしをしてみたいと思っていました。
田舎に移住して米や野菜を自給して、現代の大量消費、大量消費、大量破棄社会からドロップアウトした生活をしようとわくわくしていたものでした。
その頃よく読んでいた本が、福岡正信さんや川口由一さんの本。
いわゆる自然農について書かれている本ですね。
不耕起栽培で16年
東京から鴨川へ移住してから始めた畑も、16年目(2017年時点)を迎えました。
ボクが実践してきたやり方は、不耕起、無農薬、無肥料というもの。
途中で実験的に有機肥料を施したりもしました。
肥料をあげると、大きく育つんですよね。
(それが良いか悪いかは、別の問題)
変わらないのは、不耕起、無農薬ということ。
1番最初に畝を作ったら、その後耕すことはしません。
農薬は、1度も使用したことはありません。
不耕起栽培のいいところ
1度畝を作ったら、耕すことはしません。
だから楽なんです。
従来のやり方だと、春と秋の2度、畑を耕して元肥をすき込み、畝を作ります。
これが大変なんですよね。
不耕起栽培なら、そんなことをしないので楽ちんなんです。
また、年々土が良くなっていくので、野菜が良く育つようになってきます。
この土を育てていくという感覚が楽しい。
耕して畝を作り直すということは、そのたびにリセットするので土の団粒構造を壊してしまう。
今の畑は最初のうちは、野菜が良く育ちませんでした。
でもいまは、土が肥えてきたおかげで何でも良く育ちます。
葉物野菜のばらまき栽培
庭にある畑の1部です。雑草がだいぶ伸びてきました。
刈払機で畝の雑草を刈ります。
雑草の下から、取り忘れたカブが出てきました。
そして、その畝にコマツナ、チンゲンサイの種をばらまきします。
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不耕起栽培は、以下の本を読んで勉強しました。