春に土の中から生えてくるツクシ。
そのあとに出てくるのがスギナです。
スギナは、どこにでも生えている野草です。
「スギナが生えている畑は、土が良くないので作物が良く育たない」というのは、畑をやっている人の常識です。
だからスギナは、畑に生えてくる邪魔な雑草としてしか、ボクは今まで見ていなかったわけです。
でも、スギナには驚くべき優れた薬効があるのです。
スギナは家の周りにたくさん生えているので、早速利用することにしました。
優れた薬効のスギナ
東城百合子さんの「薬草の自然療法」の本で、まず1番最初に紹介されている薬草は、スギナです。
一番最初に紹介されているということは、それだけ薬効が高い薬草だということでしょうか。
スギナの薬効
ガン、糖尿病、腎臓炎、結石、カリエス、肝臓病、胆のう炎、リウマチ、神経痛、その他の病気
スギナにこれほどの薬効があることを初めて知り、本当にビックリしました。
母が糖尿病を患っていることは、先日ブログに書きました。
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スギナは糖尿病にも効くということで、庭にたくさん生えているスギナを採り、お日様に当て乾燥させました。
そういえばアナスタシアの本のなかに、以下のようなことが書かれていたことを思い出しました。
「住んでいる周りに生えている草は、自分にとって必要な植物が生えてくる」
自然の中で農的に暮らしたい人は、アナスタシアの本は面白くておすすめですよ。
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新しく住み始めた家の庭には、スギナ、ヨモギ、フキがたくさん生えています。
これらの植物は、ボク達家族にとってもしかしたら必要なものなのかもしれません。
スギナの採取、乾燥・保存の方法
スギナを採取する場所は、農薬や除草剤の掛かっていないところ、また化学肥料が撒かれていないところから採るのがいいです。
森の中や林の中に生えているスギナが、特に薬効が高いです。
採取方法は、スギナが生えている地面から数センチ上のところをカマで切りとります。
土がスギナに付かないので、洗う必要はありません。
そして、お日様で乾燥させます。
風が強いとスギナが飛ばされてしまうので、干網を利用するのが良いでしょう。
夕方になったら夜露に濡れないように、屋根があるところに取り込み、翌日また天日に干すようにします。
天気が良ければ、2,3日でカラカラに乾燥します。
紙袋に入れて、密閉できる缶に保存すれば長期保存できます。
スギナの利用方法
お茶にして飲む
お茶にして飲むことで、手軽に利用できます。
スギナ茶の作り方
生あるいは乾燥したスギナをひとつかみ急須に入れ、熱湯を注いで5,6分してから飲みます。
煎じる場合は、1Lの水に乾燥したひとつかみのスギナを入れ、沸騰したら4,5分で火を止めポットに入れます。
飲んでみると・・・、「おいし~い」
和風ハーブティーみたいな味で美味しい。
やっぱり美味しいのがいいですよね、マズイと続かないから。
スギナを食べる
乾燥したスギナをお味噌汁に入れると、違和感なく美味しく食べられます。
また、細かくちぎってふりかけのようにご飯に乗せて食べても美味しいです。
最後に
スギナはどこにでも生えているので、手軽に利用できる薬草です。
手軽に利用できるのですが、いろいろな効能があるスグレモノ。
ぜひ、利用してみてください。
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