2019年4月から糖質制限を始めることにした。
糖質制限を始めたわけは、母の血糖値が思うように下がらないので、糖質の摂取を減らして血糖値の上昇をおさえようというわけ。
ボクのダイエットのためではない。
従来の糖尿病患者向けのカロリー制限食では血糖値が高くなる
母は、糖尿病の合併症のために右目が見えなくなった。2018年3月のことである。
それで、東京で1人暮らしをしていた母をこちらに呼び寄せ、医者の指導の元、糖尿病患者向けのカロリー制限をこの1年続けてきた。
いちいち食べ物の重さを図り、料理していた。ちょー、めんどくさい。
そのかいもあってか、最初は血糖値が下がり、血糖値のコントロールは順調に推移していった。
だが、だんだんと血糖値のコントロールが難しくなり、血糖値が300を超えるときもあるようになってきた。
2019年4月、ついに恐れていることが起きてしまった。
こんどは視力が残っている大事な左目が見えなくなったのだ。
慌てて、かかりつけの病院に駆け込んだ。
診断は、眼底出血による視力低下。
糖質制限を始める
なんとかしなければ、このままではどんどん悪くなる一方だ。
そんなときに、読んだのが江部康二先生の「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」という本。
ボクは、夢中になって一気に読んだ。
(これは、本物だ)
そう、確信した。
簡単にいうと、食事で炭水化物の量を減らすということ。
血糖値を上げるのは、糖質だけなのだ。
だから、糖質を多く含む炭水化物の摂取量を減らすことで、血糖値を上げないようにするのだ。
ボクも糖質制限をゆるゆると始める
母だけ糖質制限をしたのでは体の変化や調子を理解できないので、ボクも一緒に糖質制限をすることにしたのだ。
でも、母のように厳格なものではなく、ゆるく。
母は、1日3食とも炭水化物を制限するスーパー糖質制限というもの。
ボクは、昼はご飯を食べるようにしている。
その他の糖質制限に関する本を読んで見る
また、糖質制限を始めるに当たり、その他の糖質制限に関する本を読んでみた。
読んだのは以下の本。
「糖質過剰」症候群~あらゆる病に共通する原因~ (光文社新書)
血糖値がストンと落ちた
糖質制限をしたその日から、なかなか落ちなかった母の血糖値がストンと下がった。
食後300くらいあった血糖値が、食後でも120くらいなのだ。
これには、びっくりした。
つまり、血糖値を上げる糖質を食べないから、血糖値が上がらないわけなんですね。