母宅のブロック塀がグラついているのが、以前から気になっていた。
手で押すと、「グラグラ」するのだ。
そして、去年の台風で、さらにもろくなってしまった。
こんど、また大きな台風が来たら、ブロック塀が倒れて隣家の壁を壊すかもしれない。
だから、とりあえず、グラついている幅1m50cmくらいの面積を壊すことにした。
ブロック塀を壊すために用意したもの
ブロック塀を壊すために用意したものは、以下のとおり。
- ハンマー
- ディスクグラインダー
- ダイヤモンドカッター
- 切断砥石
- 革手袋
- 保護メガネ
- マスク
- ガラ袋
- コードリール
- コンパネ
作業は、帽子、手袋、保護メガネを付けて行った。
ブロックを壊す手順
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1養生する
壊したブロックが飛んで、近くのものが壊れないように対策をする。
今回は、室外機が近くにあるので、コンパネで養生した。
また今回はやってないが、ブルーシートを地面に敷いておけば、細かいブロックの破片処理が簡単になる。
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2ハンマーでブロックを壊す
作業をする前は、ブロックを大ハンマーで壊したり、ディスクグラインダーで切断する必要があるのかと考えていたのだが、小さなハンマーだけで壊すことができた。
「ゴン、ゴン、コツ、コツ」と小さなハンマーで叩くだけで、少しずつブロックが壊れていった。
まさに、案ずるより産むが易し。
ブロックの中に補強のために通してある、横筋と縦筋が錆びてもろくなっていたのが幸いしたみたいである。
鉄筋は、ブロックの中に埋まっているのだけど、錆びるのね。ボロボロだった。
海に近いから、潮風の影響で錆びやすいのだろうか。
たぶん、そうなんじゃないかな。
海辺は、潮風の影響で金属が錆びやすいのが困る。
でも、今回の破壊作業にはプラスになった。
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3鉄筋を切る
ハンマーでブロックを壊していくと、中に入っている鉄筋が残る。
だから、ディスクグラインダーに切断砥石を付けて、鉄筋を切る。
今回は鉄筋が錆びていたので、グリグリと鉄筋を曲げると折ることができた。
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4ブロックを切る
いちばん端のブロックは、きれいに壊したいので、ハンマーではなくディスクグラインダーで切ることにした。
ディスクグラインダーにダイアモンドカッターを付けて、粉塵を防ぐためにマスクをしてブロックを切る。
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5壊したブロックを片付ける
ブロック塀のときは、たいしたブロックの数ではないようだけど、実際に壊してみると、その量に驚く。
増えたんじゃないのか!不思議だ。
壊したブロックは、蜂場にある穴を塞ぐために利用した。
まとめ
ブロック塀を壊すのは、すごく大変なことだと思っていたのだが、実際にやってみると簡単だった。
作業時間は、1時間半くらい。
もっと掛かると思っていたのだが、短時間ですんで良かった。
残っているブロック塀の所々に亀裂が入っているので、後日補修をしなければならない。
ハァ、面倒だなー。